泥酔亭の成り行き日記

zuk9/3の「ミュージック・ハーベスト」、一週間後の9/10「パンタ・ライブ」が終わったと思ったら、どうも夏も一緒に終わってしまったようだ。
日が差すと少しは暖かいが、雨なんぞ降るとぐっと冷え込む。
おかげで大雪山の紅葉も一気に進んだようだ。

ハーベストで一番心配だった天気も、台風がそれてくれて、朝からいい天気。
心地よい秋風の中、素晴らしいライブを楽しむことが出来た。
どのバンドもよかったが、今回のハイライトは初出演の「ズクナシ」
女性3人の編成だが、ゴリゴリの本格的なソウル・ミュージックで会場を沸かせてくれた。
歌よし、リズムよし、パフォーマンス最高で、さすが三宅伸治さんが目をかけただけのことはある。

zukubaby2017-001ボーカルの出産のため、一時活動を休止していたが、出産後三宅伸治プロデュースでアルバムを制作。
一緒にツアーを回ったりしている。
今回も三宅さんが保護者のように付き添っていた。
もちろんステージでも、ギターはもちろんマンドリンも弾いて盛り上げてくれた。
YOU TUBEで事前に調べてはいたのだが、やはり生の迫力は格別なものがあった。
お客さんはもとより、スタッフたちも気に入ったようで、「ぜひディランで呼んでください」と何人もにいわれた。
打ち上げで当人たちからも「こんどディランでライブやらせてください」といわれたので、いずれライブが実現するかもしれない。

pantaそして去年に続いてのパンタ・ライブ
「ラブ・マイナス・ゼロ」「マイティ・クイン」「アイ・シャル・ビー・リリースト」と3曲もディランの曲をカヴァーしてくれた。
頭脳警察の硬派なイメージとは違い、なんとも気さくな人で、アンコールでは「これでパブリック・イメージは終了!もうあとは好きな曲歌わせてもらうね」とキャロル・キングの「Will You Still Love Me Tomorrow ?」やドリフターズ(いかりやさんの方でなく)の「Mexican Divorce」なんて珍しい曲を歌ってくれた。
打ち上げでも楽しい話を色々と聞かせてくれて、残ったお客さんたちも喜んでくれた。

ってなことで、2つの大きなイベントが終わり、かなり「燃え尽き症候群」状態だ。
そこへもってきて、マダムからは「いつ旅行に連れてってくれるの?!!」と連日矢のような催促。
燃えカスにもう一度火をつけて、もう少しがんばるか・・・。

sakeいまでも連載しているかはわからないが、「酒の細道」という漫画がある。
作者はラズウェル細木といって、ほかにも何本かグルメ漫画を描いている。
タイトルにもある通り、俳句が趣味の酒好きな主人公が、様々な場面でいろんな酒を飲んでいく。
そしてラストシーンで一句。
よく考えると、吉田類の「酒場放浪記」も同じパターンだ。

単行本には作者の酒にまつわるエッセイも載っている。
あるときそこに「池波正太郎の食のエッセイが大好きだ」というようなことが書いてあった。
池波正太郎といえば「鬼平犯科帳」「剣客商売」などで知られる国民的大作家だ。
その頃は、池波正太郎のエッセイなんてのは見たこともなかったので、どんなものなのか読みたくてたまらなくなった。
しかし、今のようにネットで探すということもできない時代だったので、本屋へ行っては池波正太郎の棚を探していた。

ikeで、最初に見つけたのが「食卓の情景」
これがまた抜群に面白かった。
それから続けて「むかしの味」「散歩のとき何か食べたくなって」と手に入れた。
健啖家で知られた池波正太郎は、酒もイケるけど甘いものもイケる。
和洋中なんでもイケるし、大量にイケる。
とんかつを肴に熱燗をのむ場面なんてのもあるが、池波正太郎が書くと、とんかつの脂身を熱燗がスーッと流していくのが目に浮かんでくるようだ。
店のチョイスも素晴らしい。
構えの大小、歴史、伝統なんてところでは一切判断しない。
料理をつくる人、それを運ぶ人、接待する人、そしてそれらを全部含めた店の佇まい。
心の持ちよう
、それを大切にしていたようだ。

なにしろ文章に品があって、どんな食べ物、店を取り上げても、こちらの食欲を刺激する。
たとえば「私が映画の試写があった日の帰りなどに、[たいめいけん]に立ち寄り、二階の一隅の椅子にかけて、先ず、帆立貝のコキールと、ほどよく焼けたパンとで、ビールをのむとき、いい知れぬやすらぎをおぼえる」なんてのを読むと、今すぐにでも真似をしたくなる。
この文章を書いた頃の池波正太郎は五十代後半
今の自分とほぼ同じぐらいの年齢かと思うと、その差に愕然となる。
まさに大人と子供ほどの違いがある。

ああ、いつになったら池波正太郎みたいな粋な大人になれるものやら・・・。
一生涯無理だろうな・・・。
410_M


P_20170819_134528マダムご生誕旅行記を書き終えるのを待っていたかのように、MacBookが壊れた
使っていると勝手にスリープ状態になって、画面が真っ暗になる。
ネットで調べて有効だと思うことはいろいろやってみたが、結局ダメみたいなので買い替えることにした。
古いタイプなので、いっそのこと最新にしようかとも思ったけど、同じタイプを買ってHDを載せ替えればデータを移し替える必要もない。
ってなことで、ヤフオクで同じタイプのMacBookを落札した。
お値段は送料込みで一万二千円ほど
これで元通り使えれば、安いお買い物だ。

c0135543_944167さてどんなもんだべかと、古いパソコンからメモリとHDをはずして、載せ替えてみた。
するといとも簡単に元と同じ環境に復元できた。
ま、考えてみりゃ当たり前なんだろうけど、あまりの簡単さに驚いた。
まさに案ずるより産むが易し、ドンキー・カルテットは小野やすし
で、何事もなかったように、このブログを書ける環境が戻ってきた。

で、来週の9/3(日)はお待ちかねのミュージック・ハーベスト
腰の案配があまり思わしくないので、ろくな手伝いも出来ないが、出店して盛り上げさせてもらう。
初めて聴く「モンスター・ロシモフ」「ズクナシ」「KAZUYA」も楽しみだし、おなじみの三宅伸治、ブルース・ザ・ブッチャー、ビート・サンセットとの再会も楽しみだ。
予報じゃ晴れるということなので、秋晴れの下、音楽浴としゃれこもう。

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