本当は続けて書こうと思ってたが、連休が思ってた以上に忙しくてすっかりさぼってしまった。
ズバリ850万のペルシャ絨毯はあきらめたが、だれかあれを買った人はいるんだべか?
世の中は広いから「おっ安い!買った!」、なんていう人もいるんだべね。

それはそうと、以前沼田町の久保さんから「愛と平和の6日間 フリーコンサート」のお誘いを受けていた。
ヒマがあったらギターでもぶら下げてあそびにいくべかと思っていたが、地震と原発問題で頭から湯気を出しっ放しだったので、すっかり失念していた。
そこへもってきての選挙。
ディランは駅前なので、大勢の候補者がこれでもかと名前を売りに来る。
おかげで慢性的な寝不足・・・さらにそれを補うための大量飲酒ですっかり疲れきっていた。

「沼田町ロック弐年」と銘打たれたフリーコンサート。
ロック元年は去年「喫茶 昭和プラス」で行われた三宅伸治ライブだった。
んだば「弐年」はアマチュアによる無料ライブかと思っていたらさにあらず。
実は久保さんの町議への立候補だった。

開票日にメール添付されてきた写真を見てビックリ。
そこには長髪でギターを引いている久保候補の姿が・・・。
しかもギターのストラップは元パンクロッカーらしくかなり低い!
いいぞ!沼田のミック・ジョーンズ。
kubo
いいねぇ、まるで生徒会長の選挙みたい。
いつかこんな日が来るかも・・と、思ってはいたけど、まさか生きているうちに見られるとは。
つくづく長生きはするもんじゃ。

で、結果はってえと、堂々のトップ当選!
沼田町の民度の高さを感じるねぇ。
もちろんただ気をてらっただけのパフォーマンス野郎に大事な一票を投じたわけではない。

久保さんはオペラを招聘したりロックライブを主催したりするほか、PTA会長や消防団、夜高あんどんなど沼田町の様々なシーンを牽引している。
だからこそのトップ当選だ。

翻ってわが町の選挙ときたら、四年前のビデオを流しているかのような旧態依然としたスタイル。
市長こそ新人が当選したが、それ以外はあいかわらずの顔ぶれ・・・

日本はいろいろな意味で大きな転換期に差し掛かっているのは間違いない。
これからはますます地方の存在が大きな位置を占めていく。

その中での今回の久保さんの当選は、多くの可能性を示してくれたような気がする。