泥酔亭の成り行き日記

P1060426ふだんひとっ所で暮らしているせいか、夫婦とも旅が好きでよくあちこちへ出かける。
といっても、時間やら費用の都合もあり、そんなに頻繁には出かけられない。
なもんで、テレビの旅番組なんぞを見ては、行った気分になったりしている。
予算がそれほどかかからないせいか、ちょいと近間をブラブラする「町散歩」のような番組が、山のようにある。

この頃気に入っているのは「三宅裕司のふるさと探訪」というBSの番組だ。
視聴者からの手紙に書いてあるお国自慢を探して歩くという内容だが、途中でイレギュラーに出会う人や景色が面白い。
やはりこのテの番組は、主役のキャラが立ってないと面白くない。
その点、三宅裕司は日大の落研出身で、お笑い劇団の座長をしているだけあってまったく申し分ない。

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出かける先もいわゆる観光地ではなく、あまりガイドブックやネットでは見かけない穴場的なところが多い。
そのせいかどこの町も中心地が閑散としているのが目につく。
これが町の空洞化ってやつなんだべか・・・。
なんだかどの町も芦別と重なって見えてくる。
やっぱり国中が便利になってくると、町は活気をなくしていくんだべかね?
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自分たちの小さい頃は、自家用車なんて夢の夢だし、電話もなければ、家に風呂もない
移動するにしても、歩けるところは歩いて、あとはバスか汽車に乗る。
とにかく家から出なくては用事が足せなかった。
そのせいか、町には人があふれていた。

ところが今ときたら、こうやって椅子に座ったまま、ほとんどのものを取り寄せることが出来る。
しかも宅配のおかげで、玄関まできちんと配達してくれる。
自家用車があるおかげで、遠く離れた大型デパートなんかも簡単に行かれる。
これじゃあ、町に人が出なくなっても不思議じゃない。
なんとも味気ない世の中になったもんだ。

そのうちバーチャル飲み屋なんてのが出て来ないことを祈るわ。

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連日晴れた日が続いたおかげで、あれほど大量に積み上がっていた雪もすっかり溶けてしまった。
それにしても、あんなにたくさんの雪が一度に溶けて、よく洪水にならないもんだこと。
このあいだお客さんが「雪の多かった年の夏は猛暑だぞ」なんて言ってたけどホントだべか・・・。
あんまりの猛暑は勘弁だが、やっぱり夏は暑くないとね。
今年は海に山にあちこち遊びまわりたいもんだ。
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来年で人生の暦が一周りして、還暦なんてことになるわけだが、それを前になにか気の利いた趣味のひとつでも持ちたいと思っている。
ふだんからろくに体を動かさないので、あまり体力を使うものは嫌だし、かといって、1ヶ所でじっとしているのもつまらない。
今はといえば、せいぜいギターを弾くこととを飲むこと、ひと月に何度かの太極拳、暖かい時期だけのサイクリング、読書、映画鑑賞あたりが趣味といえば趣味のようなものだ。

まわりの同年代を見渡すと、多いのがゴルフ釣り、次いでウォーキングといったところか。
ゴルフはまったく興味がないし、釣りも想像しただけで面倒くさい。
ウォーキングときた日には、飽きるのが目に見えている。
米原万里は「欲望とその実現までのプロセスこそが文化なのだ」といっている。
たしかにしっかりお膳立てされて、すぐに完成品が手に入るなんてのは面白くもなんともない。
楽器でも太極拳でもできなかったことがひとつでもできるようになるのが楽しいのだ。

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中国には「一時間幸せになりたかったら酒を飲みなさい。三日間幸せになりたかったら結婚しなさい・・・中略・・・永遠に幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」なんてことわざもある。
イギリスでは古い家を買って、日曜大工でコツコツと修理したり、自分で家具を作ったりするのが高級な趣味に挙げられている。
また鉄道模型なども趣味の王様とされている。
日本では盆栽、焼き物、茶道、絵画あたりが高尚な趣味の代表といったところか。

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どれもピンと来ないなぁ・・・。
ネットで探してみると、「趣味がない大人のための400の趣味探し」なんてサイトもある。
どうも無趣味で悩んでいる人も多いらしいね。
ひまつぶしに400の趣味をかたっぱしから見てみるか。

で、趣味を探すのが趣味になったりして・・・。

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201708150085_box_img2_Aさんざん大暴れしやがった冬将軍様も、いよいよ退却の準備を始めたようだ。
ラニーニャの影響だか、マッデン・ジュリアン振動のせいだかしらないけど、もうそろそろ退散していただきたいものだ。
高知の方では桜の開花も観測されたとか。
いよいよ春近しって感じだ。

春といえば心配なのが花粉症だが、一年中悩ましてくれているこのアレルギー性鼻炎
医者のお見立てによると、花粉とは関係なく原因は「加齢」
歳をとったせいで、免疫のスイッチが誤作動するのが原因だとか。
薬によって症状を抑えるしかテはなく、治癒することはないという。
ま、くしゃみと鼻水で命にかかわることではないから、深刻に考えることもないが、なんともあずましくない。
いただいたお薬も効く時と効かない時があるし、いつどこでスイッチが入るかわからない。
以前歯の治療している時に、ムズムズっときて冷や汗をかいたこともあった。

それにしても「加齢」とか「ストレス」っていう言葉。
医者にとっては、たいそう使い勝手のいい言葉だ。
「お年のせいですね」とか「ストレスが原因です」なんていわれると、反論できなくなる。
「ストレスは溜まってませんね」なんていうと「ストレスがまったくないのもストレスを感じるんですよ」なんて、禅問答みたいなことをいわれる始末。
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雪国には「冬季うつ病」なんていうのもあるらしい。
たしかに毎日のように雪だシバレだなんて曇り空ばかり見ていると、どんよりした気分になっても来るわ。
さいわい酒と音楽とマダムとの楽しい会話のおかげで、うつにもならずに今回の冬も乗り越えた。
さて、春になったらなにをして遊ぼうか。

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