泥酔亭の成り行き日記

2011年08月

blues怒りにまかせて衝動買いしたブルースの二枚組オムニバスだったが、聴いてみるとこれが予想以上に良い。
タイトル通り、エレクトリック・ブルースばかりを集めたせいか、どれもとびっきりイキが良い。

選曲も定番BBキング、マディ・ウォーターズ、バディ・ガイあたりはきちんと入っているし、Tボーン・ウォーカー、オーティス・スパン、メンフィス・スリム、マジック・サムなどの渋目もぐっと抑えてある。

こんなのが50曲フルで入って¥780!
いいのか?ブルーズメンたち・・・。

今夜はいっちょうブルーズ・ナイトでいってみっか!

さて、花森安治「一千五厘の旗」、友川カズキ「歌詞集」(西村賢太との対談もある)と一緒に買った本の一冊はこれ。
chiba何しろ「あしたのジョー」は連載開始から感動のエンディングまでリアルタイムで読みふけっていた。
どれぐらい感動したかってえと、家出したときのバッグに単行本全二十巻を入れていったぐらい(重かったので一緒にいった奴のバッグだけど)だ。

いちいちメソメソする星飛雄馬と違って、泣き言ひとつ言わず戦う相手を求めて疾走する孤独なボクサー。
だれとも徒党を組む事なく最後の最後まで一人の道を走り続けた姿は、あまりにかっこよすぎる。

一度漫画家を目指した身としては、尊敬する漫画家は数々あれども、ちばてつやは別格だった。

この本では多くの漫画家が、ちばてつやに対してコメントを寄せている。
藤子不二雄、さいとうたかお、萩尾望都など同時代を生きた漫画家から、本宮ひろ志、荒木飛呂彦、あだち充、井上雅彦など一流の売れっ子たちまでがちばてつやに感謝の言葉を寄せている。

その中で「すすめパイレーツ」のヒットで知られる江口寿史がこう書いている。
「漫画家全体を家族とすると、手塚治虫が父ならちばてつやは母であると!
この父と母の間に日本の漫画のほとんどが入ると思うのだ。
素晴らしい父と母のあいだに生まれ育った日本の漫画は本当に幸せな子供だと思う」

そして「スラムダンク」「バガボンド」で類まれな才能を発揮している井上雅彦
「太陽のように漫画界を照らしてくださっているおかげで私たちがあります。
挑むべき金字塔をいくつも打ち立ててくださったおかげで、前に進む意欲を持てます」と賛辞の声を惜しまない。

この本を偶然見かけ、立ち読みしていたら「家路1945〜2003」という読み切りの短編をみて思わず涙が出そうになった。
この短編だけでもこの本を買う価値はある。
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良くも悪くも頭に血が上って興奮すると、昔から本やCDを買い込んでしまう癖がある。
原発のおかげでとんだ出費だわ。

CDはジム・モリソンの「マジック・タイム」とブルースの二枚組オムニバスですんだが、本は一気に四冊買ってしまった。
そのほかにも図書館で二週間に一度、十冊ほど借りてくるので、寝床からトイレ、茶の間まで読みかけの本でとっちらかってる。

で、今回買った本はこれ。
hana
「暮しの手帖」初代編集長花森安治「一千五厘の旗」
ある雑誌でその一部を見て、衝撃を受けた。
「暮しの手帖」といえば、スポンサーに頼らない姿勢で、つねに消費者、そして庶民の立場に立って生活に役に立つ情報を載せている浮ついたところのまったくない本だ。

この「一千五厘の旗」の一千五厘とは、その当時のはがきの値段だ。
軍隊に入ったとき教育係の上等兵が「貴様らの代わりは一銭五厘で来る。軍馬はそうはいかんぞ!」と突然怒鳴った。
兵隊など一銭五厘のはがきでいくらでも招集できるという意味だ。
「そうか僕らは一銭五厘か・・・そうだったのか。
そういえば怒鳴っている軍曹も一銭五厘なのだ。
一銭五厘が一銭五厘を怒鳴ったり殴ったりしている」。

今回手に入れたこの本にはいたるところに、珠玉の言葉たちが散りばめられている。
そのどれもが庶民の目線から権力者に対しての鋭い批判になっている。
これからゆっくり読むのが楽しみな一冊だ。

で、次はこれ。
kazu
秋田が生んだフォークの鬼才「友川カズキ」の歌詞集。
思えばディランで初めてプロのライブをやったのが、この友川かずきだった。
高田渡、なぎら健壱と並ぶフォーク3大酒豪の一人の噂にたがわず、本番前から浴びるように酒を飲み、秋田弁丸出しの歌を吐き出すように熱唱してくれた。

この人も花森安治同様、権力というものに一切おもねることをしない。
一時期絵のほうでかなり注目されたが、「だんだん買ってくれる人はいい人、買ってくれない人は嫌な人に思えてきて」描くのはやめたらしい。

今はもっぱら競輪で生計を立てているらしい。
独特の世界にコアなファンも多く、このあいだフランスの映画監督ヴィンセント・ムーンにより「花々の過失」という映画も作られた。

この本にはDVDも付いているので、今度マダムも町も寝静まった頃、こっそり見てみよう。
名曲の数々の中に大好きな「ワルツ」も入っている。

「ワルツ」
晒すのは恥しかない
ありのままあらん限り
血肉とて いつかは
皮膚を出て不明になるのだや

生きても生きてもワルツ
死んでも死んでもワルツ
出会いも出会いもワルツ
別れも分かれもワルツ


不世出の天才(天災)のひとりだ。

昼間は夏の日差しでも、夜の風はひと雨ごとに冷たくなっている。
残り少ない夏を色んなことで楽しんで、冬のためのパワーを蓄えておこう。
なんてったって光陰矢のごとし、だもんね。

そういやぁちまたでは今回の民主党代表選のことを「B級グルメ大会」とかいっているそうだけど、そりゃあんたB級グルメに失礼だわ。
強いていうなら「賞味期限切れジャンクフード大会」ってとこだべか(添加物たっぷりの)。
それにしてもつくづく人材のいない党なのね、民主党って・・・。

kolia

海外のニュースはあいかわらず福島の原発事故を重大なものとして捉えているが、当の日本ときたらおtoku仕着せの感動チャリティ番組で、節電なんざまったく無視のお祭り騒ぎ。
以前心筋梗塞で倒れた人間を長時間走らせることに一体どんな意味があるんだ?
あいにく若い頃から複雑にネジ曲がったこの呑んだくれおやじは、←うしろのおネーちゃんの嘘くさい表情だけで、十分醒めてくるんだわ。

そんな感動ごっこを尻目に、ニューヨークタイムズは8月9日に、日本政府がSPEEDIの公開を遅らせ、多くの人の被曝を防ぐことができなかったこと、その判断は「避難させると経費がかかるというものだった」ことを大きな扱いで記事にした。

またABCニュースは南相馬市の除染作業について、「薄く、広く、放射能を全国(全世界)に拡散してしまえば何とかなる、と政府も思い、そのように着々と布石を打ち、国民も半ばあきらめているような気配があるのが感じられます。」と、報道している。

crisしかも当の福島ときたら収束するどころか、メルトダウンした燃料が地中深くに溶け込み、高濃度に汚染された水蒸気が吹き出し始めているという。
政府は8月17日、放射性物質1,000万分の1に「最大でも毎時「2億」ベクレルにまで下がったと発表し、さも事故は収束に向かっているように見せかけている。

しかし、 欧州放射線リスク委員会(ECRR)のクリスバスビー博士は「東電の担当者が日本の首相に報告しているのを聞いた、という人が、私に言ったのは現在毎時10兆ベクレルの放射能が原発から出ていると言っている。

マスコミ、政治家などを使い、嘘八百を並べ立てその場しのぎをする原発村の卑劣漢たち。
genpatsu
ただでさえにぶい頭に血が昇って、酒がまずくなるから早いところこんな問題からおさらばしたいが、次から次へと見えてくるこの国の醜悪な本性。
お迎えの近いわれわれはさておいて、これからこの国で生きなければいけない子供たちに、どんな国を手渡しできるってんだべ?

ほんとなんとかしなきゃなぁ・・・。

fuku1いちおう道議たちの顔を立てたふりを見せつつ、本日めでたく泊三号機の再運転が決定された。
道民の安全と引き換えに、北海道の電力不足は回避されたというわけだ。

← 福島原発がいまだ収束してもいない状態
での運転再開承認には、「福島原発事故の影響で世界中の原発が止まっているのに、事故当事国である日本が、原発運転の再開するということが理解不能で不思議」と海外でも驚きの声が上がっている。

海江田経産大臣は「二重チェックは評価できる」といったが、その内容は馴れ合いの猿芝居そのもの。
原子力安全・保安院が「安全委員会の意見を踏まえ運転再開する」というと、当の委員長であるデタラメ・・班目委員長は「規制行政庁である原子力安全・保安院がしっかりとした判断をすべきだと委員会は考えております」と保安院に下駄を預けてしまった。
これのどこが二重チェックなんだ?

madarame2005班目委員長いわく「泊3号の安全性、定期検査については、保安院がしっかりとやるものです。今日の議題にあげたのは保安院が報告したいからと言ったからです」と、まったくの他人ごと。
こんな委員会が原子力の安全をチェックできるはずもない。

会場からはきびしいヤジも飛んだが、三時頃「休憩します」といって会場を出て、40分後に戻ってきて「本日はこれで閉会です」といって、お帰りになられたという。

食料自給率は200%もあり、豊かな自然と広い大地をもつ北海道。
世界に先駆けて、新しいタイプの国づくりを手がける可能性はどこよりも高い。
豊かな社会に欠かせないエネルギー問題も、多くの知恵と技術を結集すれば、危険な原子力に頼らなくてもすむシステムを作り上げられるはずだ。
今までの浪費型社会ではなく、自然と調和した身の丈に合った生活をすれば乗り越えられる課題もたくさんあるに違いない。
この厳寒の地を開拓してきた道産子にはその底力が必ずあるはずだ。

北電の元会長が政治資金管理団体の会長を務め、毎年北電幹部から献金を受け取っている北海道知事が運転再開を反対できるはずもない。
少し本気で考えないと、この国はガタガタになってくんでないのか?

genki


これだけ安全が揃ってりゃ、どこがどうなっても安心だ。


独立行政法人原子力安全基盤機構

独立行政法人日本原子力研究開発機構

独立行政法人原子力環境整備促進資金管理センター

財団法人原子力安全研究協会

財団法人原子力安全技術センター

財団法人原子力国際技術センター

財団法人日本原子文化振興財団

原子力委員会(JAEC)(内閣府)

原子力安全委員会(NSC)(内閣府)

原子力安全 保安院(NISA)(経済産業省)

原子力発電環境整備機構(NUMO)

(社)日本原子力産業協会(JAIF)

(社)日本原子力学会(AESJ)

(財)原子力安全技術センター(NUSTEC)

(独)原子力安全基盤機構(JNES)

(社)日本原子力技術協会(JANTI)

(財)原子力安全研究協会(NSRA)

(独)日本原子力研究開発機構(JAEA)

(財)原子力研究バックエンド推進センター(RANDEC)

(財)日本原子力文化振興財団(JAERO)

(財)原子力発電技術機構(NUPEC)

(社)火力原子力発電技術協会(TENPES)

(財)原子力国際協力センター(JICC)

(社)原子燃料政策研究会(CNFC)

(財)原子力環境整備促進・資金管理センター(RWMC)


今日の午後にも高橋北海道知事は、(子どもたちの未来のために)泊三号機の運転再開を容認して下さるご意向らしい。


harumi
知事のなさることに、なにかご意見でもある人はこちらへどうぞ。

北海道を愛するみんなの会/萌春会/高橋はるみ事務所
〒060-0042 札幌市中央区大通西10丁目南大通ビル5F TEL:011-200-8066 FAX:011-200-8068


道民より中央政界と官僚のほうばかり見つめていらっしゃる北海道知事の、今回の方針に異議のある人はこちらもご参考に。


「北海道在住の弁護士や研究者らが一〇〇〇人規模の原告団と一〇〇人体制の弁護団による原発廃炉訴訟の準備を進めている。
 この日発足した「泊原発の廃炉をめざす会」が廃炉措置を求めているのは、北海道南部の泊村で北海道電力が稼働させている泊発電所。

 裁判費用をまかなうために一口一〇〇〇円で会員を募り、どの会員も希望すれば原告団に加われる仕組みにした。」

【問合せ】電話 080・3027・3832 

メールアドレス tomarihairo@gmail.com

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