泥酔亭の成り行き日記

2011年09月


原発の悪口ばっかりいってると、電気を止められちゃ困るので、たまに違うことを書こーっと。
長いモノにゃぐるぐるまかれまくんなきゃね。

雪が降る前にやりゃイイやって、ぶん投げてあった細々した用事も、急に尻に火が付いたように慌ただしくなってきた。

景色のいいところへ行って、思いっきり自転車に乗りたいもんだ、と思っても、時間が出来ると雨…。
そのうち風も冷たくなってきて、自転車の季節も終わってしまう。

とまぁ、とりとめのないことを書いたのは、携帯からブログがうまく書けるか、試してみようと思ったらから。
これでうまくアップできるんだべか?
とりあえず、オロロンラインを走った写真を添えて。

非常にわかりやすい図があったので、とりあえず記録として載せておくことにした。
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これじゃだれも本気で電力会社にゃ切り込めないわけだ。
警察からだって、32人も天下りしてるってんだから、このあいだの9/11の新宿の反原発デモで12人も逮捕者出るわけだ。

genpaしかもデモに参加していた人の話じゃ、ポリスの態度は横暴極まりなかったということだ。
「早く歩け」「間を詰めろ」「ゆっくり行け」
「進むな」「隊列から離れるな」「隊列へ加わるな」
「広がるな」「4列になれ」
「交差点だ、止まれ」「交差点だ、早く渡れ」
「旗をたため」「解散しろ」「騒音を立てるな」・・・。
トイレのため列を離れた女性は、「いったん出たら入れるわけにはいかん」と怒鳴られたという。
どこが民主主義国家だかよ。

中には放射線防御服を着てデモに合流しようとして「公務執行妨害」容疑で警察に逮捕されたフランス人男性と日本人女性のカップル、フランク夫妻がいた。
彼らはデモ参加者に対して「反原発は犯罪者」「犯罪者は日本から出ていけ」と汚い言葉で挑発していた約40名の右翼排外主義ファシスト「在特会」に抗議したために日本の警察に逮捕されたという。
煽った人間は逮捕されるどころか「射殺しろ!」などと叫び続けている映像もある。

何かと話題にのぼることの多い「在特会」
気になる方は調べてみると、いろいろと興味深いことがわかります。
世の中複雑怪奇に入り組んでますな。

hachi01やらせ問題で混乱している北海道から「原発ゼロを目指す!」と宣言した鉢呂大臣は、またぞろ失言問題とやらで一週間で辞任。
「思慮に欠ける!」「無神経!」「辞任やむなし!」と野党やマスコミ各社は、ここぞとばかりにどじょうの髭を引っ張るのに躍起になっている。
しかし批判一辺倒のマスコミと違い、ネット上では鉢呂元大臣を擁護する声が圧倒的に多い。

hachi02まず「死のまち」発言に対しては「1989年4月20日23時日本テレビの『出来事』という番組で『死の街チェルノブイリ』というタイトルのコーナーを放映。なぜ自分達はよくて鉢呂氏はダメか?もしくはチェルノブイリは良くて福島はダメか。日テレは説明を」という意見や、「まさに死の街ではないですか。 この発言に対して文句を言うなら、福島原発事故を起こして美しい国土を破壊した東電と、原発推進政策を推進してきた自民党・公明党に対して言うべきでしょう。」という至極当然な意見もある。
ちなみに店に来るお客さんの大半は同じようなことを言う人が多い。

オフレコで問題になった「放射能うつしちゃうぞ」発言は、本当だとするとかなり問題のある発言だが、聞いていたのが記者クラブの連中だけ。
しかも第一報を流したのはフジテレビだが、その場にフジテレビの記者がいなかったことは、はっきりおぼえているという。
さらに本人は「
はっきり言えるのは、私が防災服を記者になすりつけるような仕草をしたことはないっていう点です。一歩くらい記者に近づいたことはあったかもしれないが、なすりつけるようなことはしていない。そんなことがあれば覚えています」と、いっている。

hachi03さらに朝日の検証記事(13日付け)で『私が線量計をのぞいて数字を読み上げた』というのは間違いだ。線量計はJビレッジ(原発作業員の基地)に返却してきた」ともいっている。
やらせメールといい、原発関係では隠蔽、捏造などは当たり前ということなのか。

鉢呂元大臣は、「原発エネルギー政策人事」の見直しの発表直前だったという。
くわしく知りたい方は、このページをどうぞ。
「当事者が語った放射能失言の裏側」
当人を知る人は「非常に真面目な人だった」といっている。

最後にこの報道があったあとすぐ被災者のひとりからこういう書き込みがあった。
「極力我慢してきた。だが、この件だけは、納得できない。彼ほど大臣就任以前より福島に入り、福島の状況を知り、中途半端な政府指針を行動により改善していった政治家を彼以外は知らない。表に出ることもなく、ただひたすら子どもたちの為に動いた。俺はそれを知っている。残念でならない・・」

倒れた老人のもとからそそくさと逃げ出すように走り去った黄色いシエンタの男、として指名手配されることもなく、第五回三遊亭小圓朝独演会も無事終了した。
それにしてもなんであの現場にパトカーが来てたんだべ?
あのおじいさん頭を打った勢いでつい「はねられた・・あいつに」とかいってたりして。
倒れた現場には他に目撃者もいなかったし・・・。
叩けば何かしらホコリが出そうな身としては、ちょいと脇の下に汗をかいたわ。

koen1101さて今回の小圓朝師匠、早くから音響をセッティングをした割に会場にお出ましになったのは、開演の15分ほど前。
もちろんリハーサルなんざ野暮なものはナシ。
しかも6:00開場のはずなのにお客さんが入り始めたのは、5:30・・・
いくら芦別市民が抽選好きでも早すぎないか?
そう!今回は五回目を記念して、来場のお客様に手ぬぐい、扇子などの記念品が抽選で当たる趣向となっている。
抽選があれば、たとえ台風の中でも野外ビアパーティーに出かけていく芦別市民の皆様。
開演の1時間前なんぞ何ほどのことでもない。

待ちかねたお客様の前に小圓朝師匠登場。
一席目は関西弁の言い立てが決めての「金明竹」。
早口でまくし立てる言い立ては、与太郎やおかみさん同様わからない人が大半だと思うので、ここに「道具七品」を書いておきます。
1.祐乗光乗宗乗三作の三所物、刀身は備前長船の則光、横谷宗眠四分一拵え小柄付きの脇差。
2.のんこう茶碗。
3.黄檗山(おうばくさん)金明竹の自在。
4.遠州宗甫の銘がある寸胴の花活け。
5.風羅坊(芭蕉)正筆の掛物。
6.沢庵木庵隠元禅師はりまぜの小屏風。
7.織部の香合。

koen1102さてお次は、林家木久翁門下、弓道四段の林家久蔵師匠
弓道をやっていたので「久蔵となったが柔道だったら重蔵だったのか?もしアフリカ探検クラブだったらアフリカ蔵・・」で、開場は大受け。
木久蔵ラーメン盛衰記」のあとは、木久翁師匠のおはこ林家彦六のモノマネを披露。
歳のせいで右膝を痛めたとき医者が「お年のせいです」といわれた彦六師匠は「でもね先生、左膝も同い年ですよ」といった話など、さすがエピソードに事欠かない。

で、演目は「勘定板」。
お手洗い、便所、厠、雪隠、ご不浄、いろいろ言い方はあるが、ある地方では大きい方の用を足すことを「勘定する」といったそうな、で始まる噺。
そのテの話が好きな?お客さんは腹を抱えて爆笑しておりました。

koen1103十分ほどの中入り後、トリを務めた小圓朝師匠の演目は「辰巳の辻占」という軽めの設定。
いつの時代も、男のうぬぼれを手玉に取る女はいるってことで、大変勉強になりました。

遊女が心中するふりをして「じゃあたしが勢いつけてあげるね」といって「南無阿弥陀仏 ひのふのみぃ!」という場面では、前の方に座ってた浄土真宗のご住職がニヤニヤしていた。
やっぱりこの場面は「南無阿弥陀仏」が似合うのかね?

で、皆様お待ちかねの抽選会。
手ぬぐい、扇子のほか、話題の木久蔵ラーメンも当たるってんで、みなさん大喜び。

ってなことで、今年も無事「三遊亭小圓朝独演会」も終了。
落語には人間のすべてがあ描かれている」といったのは、立川談志だったか?
道徳も常識も親不孝も酒飲みもなまけものも、教訓も人情も無常もドロドロに溶け込んだ人生スープ。
それを味わえる落語の世界。
今年もしっかり楽しませていただきやした。
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koen今日は芦別の福祉センターで、pm6:30から「三遊亭小圓朝 独演会」がある。
小圓朝の奥さんの母親が芦別出身という縁で始まったこの会も今年で五回目。
助演は林家久蔵師匠
三遊亭と林家の豪華共演だ。

いつもどおり音響でのお手伝い。
バンドと違ってマイクは一本(司会用を合わせれば二本)でいいので、セッティングといっても簡単この上ない。
早めに会場に搬入しようと、車に機材を積み込んでいたら、いきなり前の方でガシャン!という音がした。
自転車でも車にぶつかってきたかと思って前を見たら、おじいさんが仰向けに倒れている。

どうやら歩道を踏み外して、車道に仰向けで倒れたようだ。
近づいて声をかけると意識はあり、「大丈夫だ。すぐ起きる」という。
しかし打っているのはたぶん後頭部なので、じっとしてようにときつく念を押して、すぐ救急車を手配した。

救急車が来てしまえば、あとは大丈夫と残りの機材を積み込んで会場へ向かった。
駐車場を出ようとしたらなぜかパトカーも来ている。
もしかして「第一発見者」として疑われていたりして・・・。
どうも警察を見るとドキドキする癖が治らんわ。
sirasu


お代官様、あっしゃなんにもしておりやせん、無罪でごさいます。

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