ミュージックハーベストの支度に追われてすっかり開店休業状態のこのブログ。poster20130513-01all-cut
今さら読む人がいるかどうかは別にして、いまこのときの気持を少し書き残しておきたい。

本番まであと3日と迫った今日は、夏はどこへ行ったとでもいわんばかりの荒れたお天気。
雨天決行!」と勇ましくブチ上げたはいいが、やはり夏の野外、晴れた方がいいに決まっている。
昨日夕方の天気予報で「週末は大荒れになるところも・・」と聞いた時にはさすがにめまいがした。
今朝も時々吹き荒れる風の音で目を覚まし、ガラにもなく不安な気持ちに襲われた。

いろんなことが頭をよぎった。
初めてやった野外ライブ「リトルプレゼント・フォー・アフリカ」のときは、リハが終わって本番までの30分だけ土砂降りになってその後は一滴の雨もふらなかった。
15年前のミュージックハーベスト'98のときは真夏だというのに「異常低温注意報」発令。
しかし本番はピーカンの青空。
2002年のジンバブエ、ジャナグルライブでも前日はどんよりとした雨模様だったが、ライブが始まると太陽が顔を出した。
今回もそう都合よくいくとは思っちゃいないが、ここまできて天気ぐらいに左右されるつもりはない!

wood1野外ライブといえば、われわれの世代に語り尽くせないほどの影響を与えた「ウッドストック」
小学生の頃(ちょうど10歳!)、町の映画館にポスターが貼られたのになぜか上映されず、結局観たのは二十歳も過ぎた頃だった。

数々の伝説に彩られた奇跡の三日間。
ここで語っているヒマはないが、今朝吹き荒れる風の音を聞きながら思ったのは、あのウッドストックも土砂降りの一日があったということ。
観客のだれもが泥だらけになりながらはしゃぐ姿や、降り注ぐ雨に向かってシャウト!するスライ・ストーンの歌声を今でも強烈に思い出せる。

そう!1月の凍える中でイメージしたこのライブ、想像をはるかに超えるたくさんに人達が力を貸してくれて今実現しようとしている。
芦別のウッドストックなどとはおこがましいが、ヤスガーズファームから飛び散ったたくさんの種のひとつが北海道の小さな町で芽を出したと思っている。

さぁR&Rジプシーたちの祭りがはじまるぞ!


WoodStock
(一部抜粋)

自分がぐるぐる回る歯車かなにかになっている気がする
そう たぶん今が潮時だ
おそらく人類にとっても潮時かもな
俺は自分が何ものかも分からない
でも人生は学ぶためにあるんだよな

まわりには歌と祝祭
俺は夢を見た
重装備の爆撃機が空を飛んでいたが
それは蝶々に変わっていった
俺たちの国の上で

俺たちは星屑 黄金に輝く星屑

おまけ


もひとつおまけ