泥酔亭の成り行き日記

2015年01月

一昨日の午前中、いやに暖かいと思ったら雨が降っていた。1292898i
1月の末に雨が降るとは、珍しいこともあるもんだ。
もちろんこのまま穏やかにしているほど、冬将軍様は甘くない。
きちんと昼から冷え始め、今日に至るまで町中をキンキンに冷やしてくれている。
ま、どっちにしても春まではもうすぐだ。
酒でも呑みながら春を待つことにしよう。

P1090050っなことで、今回で九回目を迎える「全国の地酒を楽しむ会」
去年はなにかと忙しく3月に開催したが、今年はいつものように2月に開催する。
次の日が休みのほうがいいというので、いつも土曜日の夜にしている。
で、色々と日程を考えた結果、2/14(土)に決定した。
昨年に続いて、肴は二代目がシッカリとのれんを守っている「清鮨」さんにお願いした。
テーマは「東海四県飲み比べ」
岐阜、愛知、静岡、三重の四県だ。
東北あたりと違って、なかなか名前を聞かないレアな銘柄が揃っている。
お楽しみに!

さて今年はどんな酔っぱらいの姿を見られるか。
そういやぁその日は「聖バレンタインデー」とやらで、チョコレートが巷を飛び交う日。
聖バレンタインって人がどこの国の人で、なにをしてた人かもわからないのにみんなでお祝いするとは、なんともおめでたい国民ですこと。
その日のディランは、さしずめ「破廉多飲デー」ってところか・・。

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imageインフルエンザで寝込んでいたとき、食欲はほとんどないし、食べても味がハッキリしない。
熱のせいか本を読んでもスマホを見ても、すぐに涙目で目が疲れてしまう。
もとよりテレビはほとんど見ないし、頭痛もするから音楽を聴く気にもならない
そんな状態だと、ひたすら目をつぶって、色々なことを考えているぐらいしか出来ない。

やはりいちばん考えたのは、健康のありがたさだ。inu
インフルエンザというのがわかっているから、余程のことでないかぎり死に至ることもないし、少しずつだが回復しているのが実感できる。
もしこれが治る見込みの全くない闘病生活だったら、いったいどんな気持ちになるだろうかと考えていたら、今まであたりまえだと思って浪費していた日々の生活が、とてつもない奇跡の上に成り立っているような気がした。

月参りに来る住職が以前「ひとはなぜ死ぬとわかっているのに、一所懸命に生きなければいけないのか」といっていた。
住職の答えは「一度しかない命だから」。
これをどう考えるかは、個人の解釈の仕方だろうけど、今回のインフルエンザではやり残していること、やりたいこと、やらなければいけないこと・・などを考えるいい時間を与えてもらった気がする。

bit131002_col-umiyashi01いくら健康番組を見ようと、サプリメントを取ろうと、医学が発達しようと、人魚の肉を喰らおうと、人の命は有限でありだれにでも必ず人生の終わりの時は訪れる。
どう死ぬか?なんぞは考えても仕方がない。
「いま」をどう生きるか。
やはりこれしかないか。

ぜんぜん違うことを書こうとしていたのに、気がついたらこんなことを書いていた。
これもインフルエンザの後遺症か・・・?
アクセスもなぜか増えているようなのに、こんなこと書いてていいんだべか?
ま、人生成り行きってことで。
グラッチェ!
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いくら感染する病気とはいえ、熱も下がりピンピンしている状態での幽閉状態はさすがにキツイ。
ind最初の数日は高熱のため、寝る、起きる、トイレ、水分補給の繰り返し。
その後熱は下がったが食欲はあまりないので、おかゆを少し・・あとは寝る、起きる・・・・・。
あの二日間は、退屈なんていう気持ちが針の先ほども起こらなかった。

病院からもらった薬なども効いたのか4日目からは、ほぼふだんの状態に戻ったが、マダムは遅れて発症したため、家の中はその後も安静状態
もちろん酒などは話題に出すのもはばかられる。
日々これといって作業もないので、服役者や修行僧より辛いかも(んな訳ないか)。
6日間に及んだ長い病欠も今日で終わり。
明日からはやっと普通の生活(飲酒生活?)に戻れる。 
健康のなんとありがたきことよ。

ってなことで、本題に戻るが、芦別にいる人(いた人)ならだれでも耳にしたことのある珍妙ネーム。tokusan05
ガタタン、タングロンに続く第三弾は、「パンのみなみざわ」の「どりこの饅頭」。
子供の頃から看板を見かけていたから、古いといえばかなり古くからの商品。
近頃はたまにテレビやネットなどで取り上げられるため、みんなわかってきたが「どりこ」の「饅頭」じゃなくて、「どりこの」「饅頭」。

生地にその当時?大ヒットしていた健康飲料「どりこの」が練りこまれていたという。
どりこの子供の頃はそうとは知らず、友達と「ドリコってなに?」「娘のあだな?」なんて いいあっていた。
さてこの「どりこの」だが、ラベルを見るとかなり大仰なことが書かれている。
効率増進研究の権威 醤学博士 高橋孝太郎先生発明 「高速度滋養料」!
発売元は「大日本雄弁会講談社商事部」とある。
講談社で売ってたんだ・・。
ちなみに「どりこの」の「こ」は孝太郎博士の頭文字から取った。
ほかは各自調べてみてください。

東京にはこれを記念した「どりこの坂」というところもあるらしい。
ネーミングの由来も色々と楽しいので、興味のある人はGoogleで検索してみるといいかも。
現在どりこのは販売をしていないので、「どりこの饅頭」には「どりこの」は入っていない
いっそのこと、タングロンを生地に練り込むなんてぇのはいかがなもんだべかね。

てなことで、芦別の珍妙ネーム・ベストスリーの一席でした。
では・・・アディオス! 
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今年こそは本当にうんっと更新するぞ!なんていった途端、夫婦ともどもインフルエンザでダウン。
またぞろ掛け声倒れになってしまった・・。
といっても、アクセスを見るとほんの数人。
まだだれも更新したことにも気づいてはいないようだ。
このままなし崩し的にズルズルっと続けていこう。tm_gata_1

さて、芦別を古くから知っている人ならだれでも知っている珍妙な商品名ベストスリー
まずは、町おこしにも一役買っている「ガタタン」
これは都通りから、ちょいと小道に入ったとこにあった小さな中華料理屋、今はなき「幸楽」のメニュー。
ryukou手品師のアダチ龍光に似た小柄な大将が作っていた、とろみの付いた具沢山中華スープ。
呑んだシメには腹にもたれず、体も温まり呑兵衛にはありがたいシロモノだった。
ただこれは今いったように、幸楽のオリジナルメニューであり、時々いわれるような、どこの家庭でも食べられていたというものではなかった。
入っていた具も中華料理の切れ端(失礼)で、スープももちろん幸楽のラーメンと同じものだった。
どちらかというとサイド・メニューのようなイメージだったが、おいしいことにかわりはなかった。

お次は、健康酵素飲料「タングロン」IMG_4636
そのインパクトのあるネーミングから時々テレビや雑誌などでも取り上げられることがある。
社長のマラソンマンKちゃんは、「仕事のジャマになるから取材に来なくてもいいんだよなぁ」などといっているが、数少ない芦別の特産品のためにひと肌脱いでいただきたいものだ。
ディランでも、折にふれてミュージシャンや追っかけの人たちに配ったりしている。
ちなみに2013年のハーベストでは、社長自らタングロンをひとケース差し入れしてくれている。
子供が怖がるようなネーミングだが(失礼)味はりんご果汁をベースにしていてさっぱりして飲みやすい。
ネーミングの由来は、パッケージのデザインにもあるように昆布の英語名Tangleから来ている。
上芦別の、俗にいう「明工地区」というその昔、明治炭鉱のあった奥地(またまた失礼)で製造している。
ちなみにここは製造だけで、販売は札幌の別の会社がやっている。

さて、お次の三番目だが病み上がりゆえ、次回に回すことにします。
そのあいだ三、四人の読者の方は予想してみてください。
チャオ!
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ある事情でしばらくブログを更新していなかったが、なんとか収まったようなので、しばらくぶりに再開してみようかと思いだした。

といっても、FBやMixyなど外部とはリンクしないで、ひっそりと書いていくことにしようと思っている。
田舎のスナックのおやじのブログだから、特にプライバシーやなんかを気にしないで好き勝手に書き散らかしていたが、中にはコレに写っている写真や文章を悪用する手合いもたまにいるらしい。

そんなこんなもイチイチ相手にするのが馬鹿らしく、ついつい書く気も失せていたが、遠くに住む芦別出身の方から年賀状にブログの更新がないことを残念がっている旨が書き添えられていて、また書き出すことにした。img_2

そもそも、自分のための備忘録と、芦別の情報発信を目的としているのだから、悪用するものがいてもそれほど大事にはならないだろう。
それほどの内容でもないしね。

ってことで、たぶんもうほとんど覗く人もいないだろうから、ゆるやかにそっと再開してみることにしよう。


さ、今度からはきちんと更新するぞ!・・って高田渡さんの「ブラブラ節」みたい。

♬ 今年こそは本当にうんと働くぞ
ああしてこうしてこうもする
嘘の行き止まりの大晦日
なったなった なったなった 大晦日が正月に
なってまた おめでたく ブラブラ ♪

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