泥酔亭の成り行き日記

2015年05月

P_20150517_162417写真やテレビなどで何度も見ているせいか、船の上からみた厳島の大鳥居には、それほど感動を覚えなかった。
が、上陸して近づいてみると、やはりデカイ!
しかもその日は引き潮らしく、すぐそばまで行くことが出来る。

それにしてもこのドデカイ鳥居がなんの土台もなく、海の中に突っ立ってるとは、実物を見てもなかなか信じられない。
重機も測量機器もない時代に、どんな技術でこんなものを作ったものやら・・。
現代だったらこんな工法、許可すら下りないんでないべか? 

P_20150517_162854_HDRP_20150517_163147_HDRせっかくなんで浜に降りて、鳥居のそばまで行ってみた。
水に浸かっている部分は、フジツボみたいなのでゴワゴワになっているが、なぜかそこに硬貨がたくさんはめ込まれている。
なんかのおまじないだべか?と思って、足元を見たら砂の中にもおびただしい数の硬貨が落ちている。
一瞬、ムラムラっとしたが、平家のタタリでもあると恐いので、拾い集めるのは断念した。
砂の上に落ちているのは満潮の時に海に放り込んだんだべか・・?
それにしても、さすが世界遺産
外人さんの多いこと多いこと・・で、なぜか鹿も多い。
午年のマダムが鹿と並ぶと、馬と鹿・・・馬、鹿・・。

P_20150517_165629_HDR本当だったら、ロープウェイで弥山の頂上にまでいくと、色々と見どころがあるらしいが、あちらこちらを眺めているウチに、ロープウェイの終了時間になってしまった。
ってなことで、弥山見物は次回の楽しみにとっておくことにして、千畳閣だかいうあたりを観光して、宮島を離れることにした。
土産物屋が軒を連ねる裏の路地は風情もいいので、しばらくウロウロしていたら、そこにディランで毎年ライブをやってくれる「黄金井脩」のポスターが貼ってあった。
週末に、厳島神社の高舞台でライブをやるという。
土曜日だから無理だったけど、大鳥居をバックに聴く黄金井脩は格別だろう。
さらば厳島神社。
いずれ満潮の時にもう一度訪れたいものだ。

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で、今夜はお初の広島の夜
どこで盃を傾けるべか。
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P42000515月も半ばってぇのに、いっこうに暖かくならず、しまいにゃストーブまで焚かなきゃいけないぐらいだ。
そのせいだけでもないだろうが、商売の方もそれほど忙しくはないので、ちょいと旅に出かけることにした。
この稼業のいいところは、世間が込み合う時期を避けて旅に行けるところだ。
夫婦で仕事をしていると決定も早い。
社長であるマダムが「行く!」といって、社員の私が「はい」といえば即決定。
マダムは、いつもどおり沖縄方面に出かけたそうだったが、狭いようで広い日本、まだ足を踏み入れたことのないところはいくらでもある。
遷宮前の伊勢神宮に行ったのが2005年、今からちょうど十年前だ 。
言葉ではうまくいえないほどの荘厳な佇まいに圧倒され、遷宮後も必ず来ようと思っていた。

P_20150520_080504が、昨年伊勢神宮と時を同じくして、出雲大社でも60年ぶりの遷宮が行われた。
日本の神社の表と裏、伊勢神宮と出雲大社
こりゃ行くなら今しかないってことで、大国主命の鎮座まします出雲大社に行くことにした。
最初は、鳥取空港にしようと思ったが、時間的にちょいと厳しいので、広島空港に向かうことにした。

初めての土地というのは、距離感がうまくつかめず、地図の上では近く見えても、実際行ってみるととんでもなく時間がかかったりするものだ。
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それで何度もえらい目にあったことがあるので、時間的に余裕のあるスケジュールを組むことが大事だ。
せっかく広島に一泊分のホテルが付いているので、安芸の宮島にも参詣することにした。 
初めて降り立った広島は、ひとことでいうなら、まるで札幌
これほどの都会とは思わなかったわ。
どちらかってぇと田舎に親しみを覚える方なので、どうも尻の座りの悪い心持ちがする。

広島空港から町まで、シャトルバスで約50分
地図の上では近くに見えた、安芸の宮島までは路面電車で行ったが、いやはやその遠いこと遠いこと。
朝の四時に家を出て、飯も食わずにたどり着いのが午後三時半
やはりどんなところも実際行ってみなきゃわからんわ・・。

やっとの思いで宮島名物の「あなごめし」を食べて人心地。
そして10分ほどのクルーズで安芸の宮島に到着。
いやはやなんとも初日からハードなこと。
さて、この先どうなることやら・・で、続く・・・かも。 

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P1090185好きで飲んでる酒だけど、仕事で飲む酒と仕事を離れて飲む酒では、やはりプライベートな酒のほうが格段に美味い。
まず、自分のペースで飲めるのがいい。
そして切り上げるのも自分次第。
ま、時々は周りの雰囲気に飲まれて、度を過ごすときもあるけど・・。
とくに酔っ払ってだれかとギターを弾いているときなんぞは、必ずといっていいほど羽目をはずしてしまう。

で、お約束の二日酔いと翌日はキッチリつきあうことになる。
二日酔いに特効薬なし!」というのが定説。
確かに色々やってはみたが、やはり時間に解決してもらうしかテはないようだ。
やれウコンだ、ヘパ◎ーゼだ、液◎ャベだの薬に頼っても、それほどの効果もないようだし、翌朝のコーヒー、味噌汁も焼け石に水。
「なんで途中で止めてくれなかったんだ?」と誰かを恨むのも筋違い。
「押さえつけて飲ませたわけでもあるまいし!」と、言い返されるのがオチだ。

a0b6b6e9歳とともに酒の抜けるのが遅くなってきたので、下手をすると次の日一日使いものにならないこともある。
何十年も酒と付き合ってきてるんだから、そろそろ上手な飲み方を覚えてもよさそうなもんだが・・。

そういや、このあいだネットで、「ラムネ菓子が二日酔いに効く」という記事を見かけた。
49810721「二日酔いがあっという間に軽減される」「飲み過ぎた翌日に数粒食べるだけで回復する」「睡魔や倦怠感に襲われているときにも、数粒食べると脳が活性化して意欲が湧いてくる」なんて、声がたくさん寄せられているという。
駄菓子のラムネの主な成分はブドウ糖・片栗粉・クエン酸。
このブドウ糖が鍵を握ってるんではないか?ってことらしい。

効くかどうだかわからないが、たかだか何十円かで二日酔いが軽くなりゃ、儲けモンだ。
ここは一丁、全国の二日酔いを代表して、体を張って実験台になってみよう!
ってなことで、今夜もまんまと飲む口実が見つかったってわけだ。
乾杯!

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黄金週間も今日で終わり。S0108
昨日、今日と天気はいいが、ここ芦別は急に強い風が吹き荒れるへんてこな天気だ。
これじゃせっかく咲いた桜もすぐに散ってしまうんでないべか・・。

ケーヤンのライブの次の日から始まった選挙戦。
今回芦別は一騎打ちの市長選もあり、市会議員も多くの新人が立候補した。
この近所も市会議員の事務所が3つもできて、朝から夕方までたいそう賑わっていた。
おかげさまですっかり早起きの癖がつきましたわ・・。

2015-0426election5tousen17結果としては、現職だった市長が敗れ新しい市長が誕生
市会議員も現職が一人落選、元現職と二度目の挑戦だった同級生の3人が落選した。
新しい議員さんたちがどんな風を吹かせてくれるのか今から楽しみだ。

沼田町でも友人の久保さんが、二期目の町会議員に当選。
長髪のロック議員がいる町なんて、いいね。
それにしても久保さん、すっかり銀髪になりましたな・・・。

確実に時代が変わっていくのを感じるわ。
ってより、自分たちがそういう歳になったってことなんだべね。
いつまでも酒くらってギター弾いてる騒いでる場合ではないべか?

ひとまず、三年目になる野外イベント「ミュージック・ハーベスト」も世代交代が済み、若手を中心に今年も開催することになった。
出演者も一新し、新しいスタッフが選出した。
われわれロートルは、精一杯バックアップさせてもらうことにする。

マダムも今年は飲食ブースに出店すると張り切っている。
さてどんなメニューにするべか・・・。

ps:「北の京」にこんな人が来てたんだ・・・。
「日本再生」って・・・?
(しかも最生・・誤字か?)
おいおい・・・大丈夫か芦別?

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Bob Dylan TheTimeTheyAre A-Changin'

ルーレットはまだまわっているのだし

わかるはずもないだろう
だれのところで止まるのか
いまの敗者は
つぎの勝者だ
とにかく時代はかわりつつあるんだから



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