昼飯を食いに行ったさきで「夫婦でブログ読んでます!」とかいわれちゃって、大いに恐縮してしまった。
こりゃあ今まで以上に高尚な内容にして、格調高くお届けしなくっちゃ!
とは思ったものの悲しいかな、高校中退という輝かしい学歴では、いくら背伸びしてもたかが知れてる。
まるで白木みのるが高下駄を履いているようなものだ。
どうせすぐに地金が出るだろうから、今まで通りにやったほうが無難ってことだ。
世の中リコウぶった馬鹿ほどみっともないもんはないもんね。
っなことで、これからも今までどおり等身大で書くことにします。
さて作り物と生身の妖怪どもに、後ろ髪をひかれつつ境港を後にしたわれわれは、来た時の反対側のルート、北側の湖畔沿いに車を走らせた。
宍道湖は日本でも指折りの夕日の名所とか。
玉造温泉でのんびり湯に浸かっているうちに、今はまだ高いお天道さんも沈んでくれるだろうと、ナビを頼りに玉造温泉郷に向かった。
そういやぁナビを借りた時にもらった注意書きに「ナビはあくまでも目安です。参考程度にお考えください」ってなようなことが書いてあった。
たしかに今までもナビを信用して延々と熊野の山の中を走り回ったことや、近そうに見えたがそれは距離だけのことで、いざ走ってみると、昼なお暗い恐ろしく曲がりくねった峠を5時間もかかって越えさせられたこともあった。
あとで聞くと、地元の人も足を踏み入れないという落石注意の峠だった。
今回も過度に信用していたわけではなかったし、それはそれできちんと温泉の駐車場に案内していただいた。
しかし、その見上げるばかりのデカイ温泉の入口がどこにも見当たらない。
ふと横を見ると幅の広い石の階段がある。
これを登っていけというのかと見上げると、どう少な目に見ても4、5階分の高さはある。
旅の疲れで頭がよく働いていないわれわれは、温泉入りたさにその階段をヒイヒイいいながら登り始めた。
やっとのことで登り終えると、その謎は解けた。
ナビが案内してくれたのは、温泉の裏口だったのだ。
あとで受付に「裏口に車を停めた人はみんなあの階段を登るんですか?」聞いてみたところ、まるで山下清でも見るような顔をして「横にエレベーターがありますよ」といわれた。
あまりにデカイ階段にばかり目がいって、その反対側にあるちーーーさな入り口が目に入らなかったようだ。
もちろん入浴後はしっかりエレベーターで降ろさせていただきました。
中の造りも奇妙で、立って入る露天風呂はお湯の入れ替え時とかで、入っている間にお湯がドンドン増えていってまるで地下牢で水責めにあっている明智小五郎の気分が味わえた。
ありがとう玉造温泉!
風呂あがりに散歩した温泉街の真ん中を流れる清流が荒れた心を沈めてくれました。
これも妖怪どものたたりか?
こりゃあ今まで以上に高尚な内容にして、格調高くお届けしなくっちゃ!
とは思ったものの悲しいかな、高校中退という輝かしい学歴では、いくら背伸びしてもたかが知れてる。
まるで白木みのるが高下駄を履いているようなものだ。
どうせすぐに地金が出るだろうから、今まで通りにやったほうが無難ってことだ。
世の中リコウぶった馬鹿ほどみっともないもんはないもんね。
っなことで、これからも今までどおり等身大で書くことにします。
さて作り物と生身の妖怪どもに、後ろ髪をひかれつつ境港を後にしたわれわれは、来た時の反対側のルート、北側の湖畔沿いに車を走らせた。
宍道湖は日本でも指折りの夕日の名所とか。
玉造温泉でのんびり湯に浸かっているうちに、今はまだ高いお天道さんも沈んでくれるだろうと、ナビを頼りに玉造温泉郷に向かった。
そういやぁナビを借りた時にもらった注意書きに「ナビはあくまでも目安です。参考程度にお考えください」ってなようなことが書いてあった。
たしかに今までもナビを信用して延々と熊野の山の中を走り回ったことや、近そうに見えたがそれは距離だけのことで、いざ走ってみると、昼なお暗い恐ろしく曲がりくねった峠を5時間もかかって越えさせられたこともあった。
あとで聞くと、地元の人も足を踏み入れないという落石注意の峠だった。
今回も過度に信用していたわけではなかったし、それはそれできちんと温泉の駐車場に案内していただいた。
しかし、その見上げるばかりのデカイ温泉の入口がどこにも見当たらない。
ふと横を見ると幅の広い石の階段がある。
これを登っていけというのかと見上げると、どう少な目に見ても4、5階分の高さはある。
旅の疲れで頭がよく働いていないわれわれは、温泉入りたさにその階段をヒイヒイいいながら登り始めた。
やっとのことで登り終えると、その謎は解けた。
ナビが案内してくれたのは、温泉の裏口だったのだ。
あとで受付に「裏口に車を停めた人はみんなあの階段を登るんですか?」聞いてみたところ、まるで山下清でも見るような顔をして「横にエレベーターがありますよ」といわれた。
あまりにデカイ階段にばかり目がいって、その反対側にあるちーーーさな入り口が目に入らなかったようだ。
もちろん入浴後はしっかりエレベーターで降ろさせていただきました。
中の造りも奇妙で、立って入る露天風呂はお湯の入れ替え時とかで、入っている間にお湯がドンドン増えていってまるで地下牢で水責めにあっている明智小五郎の気分が味わえた。
ありがとう玉造温泉!
風呂あがりに散歩した温泉街の真ん中を流れる清流が荒れた心を沈めてくれました。
これも妖怪どものたたりか?