P_20160831_193832ここ十日間ほど、新しいライブ・ヒストリーの制作をしていたもんで、すっかりブログの方も滞っていたが、昨日めでたく完成し、無事今までの場所に設置完了。
それにしても、よくこれだけのライブをこなしたもんだと、感動を新たにした。
何もない町に足を運んでくれたミュージシャン、応援してくれたお客さん、支えてくれたマダムに今さらながら感謝の気持でいっぱいだ。
この世知辛いご時世、どこまで続けられるかわからないが、行けるところまで行くしかない。
鮎川誠さんじゃないが、Keep A Rokkin'の精神でいってみよう!

で、話しは香川県高松市に戻る。
♪ サーイクリング サーイクリング ああ情熱のサイクリング・ブギ ああ憧れのサイクリング・ブギ ♬
サディスティック・ミカ・バンドの往年の名曲「サイクリング・ブギ」なんぞを口ずさみながら、降り注ぐ太陽の下、詰田川ぞいのうなぎ屋「竹うち」へ。
P_20160517_112505昼どきとあって、店内には多くのお客さんがいたが、手前の空いているテーブルに腰掛け、まずは冷たいビールで喉を潤す。
マダムはうなぎそのものより、肝が好きなので、メニューの中からすばやく肝煮を発見。
「ほんとは焼きがいいんだけど・・」とぼやきながらも注文。
こちらもそれほど腹は減ってないので、ランチのうな丼を注文する。
北海道じゃ三千円以上するうな重も、ここいらでは二千円そこそこ
このランチなるものも、う巻がついて、千円ポッキリのお値打ち価格。
敷居の高さもまったく感じない普通の食堂といった風情だ。
うなぎも元はといえば庶民の食い物、もう一度庶民の手に戻ってきてもらいたいもんだ。
で、喉の渇きがひと段落したら、ここはやっぱり熱燗の出番
甘辛く煮た肝煮に山椒をふりかけ、熱めの燗酒を一口。
こりゃあこたえられないね。
ランチに付いているう巻きや肝吸いも、つまみにゃもってこいだ。
これぞまさしく口福の極み。

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さて、小豆島行きのフェリーの時間も迫ってきたし、レンタサイクルも返却しなきゃいけないってん93a1db5aで、後ろ髪を引かれながらも、「竹うち」をあとにして、高松駅へと自転車を走らせる。
とても間に合わないかと思ったが、ほとんど駆け込み乗船の状態で、滑り込みセーフ。
穏やかな瀬戸内の海を眺めながら、小豆島へ向かう。
小豆島といっても、思い浮かぶのは、オリーブ、醤油、二十四の瞳ぐらいなものだ。
しかも日本映画の名作中の名作「二十四の瞳」を観たのが、出発の一週間前
付け焼き刃もいいところだ。

ま、よけいな予備知識なんざない方が、行き当たりばったりで楽しめるってもんだ。
目指す小豆島が近づいてきたら、あたり一面にごま油の香りが立ちこめてきた。
そうか、ここ小豆島はごま油で有名な「かどや製油」のあるところだったか・・。
それにしても香ばしい潮風なんてはじめて嗅いだわ・・・。
さ、いよいよ小豆島に初上陸だ!
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