泥酔亭の成り行き日記

2018年01月

07_0402_05ここ数年、順調に右肩上がりに成長を続けてきた肝数値・・とくにγ-GTP
市民検診や献血のあと、気が向いた時に医師に相談するが、「お酒は飲みますか?」「はい!」「そうでしょうね」で終わり。
たまにはエコー検査なんぞをやってくれたりするけど、特に異常はないらしく「できるだけお酒を控えめに」と言われるだけですんでいる。
今さらどこからも叱られることもないだろうから書くけど、初めて酒を飲んだのは14歳ごろ
友達の家に遊びに行ったとき、みんなで面白半分に台所にあった焼酎をストレートで飲んだ。
さ、遊びに行くか!と、立ち上がろうとしたら、腰が抜けてびっくりしたのを憶えている。

hqdefault高校に入った頃は、部屋がろくでなしどものたまり場になっていたから、酒、煙草、麻雀・・その他諸々で、毎晩宴会のような騒ぎ。で、当然のように連日の飲酒。
高校を早期卒業してからも、連日連夜アホどもと鯨飲馬食の毎日
で、ディランを始めてからは本格的に酒を浴びる毎日が続いている。
なもんで、γ-GTPの高値安定も、自業自得でなんら不思議なことも不満もない。

が、昨年末の検診の結果を見てびっくりした!
前年396もあった値が146に下がっている。
しかも肝臓の他の数値GTPもGOTも一緒に下がっている。
肝臓バブルもついに崩壊の道をたどり始めたようだ。
喜び勇んで、マダムを始めお客さんにもご報告すると、マダムは「なにか大病が隠れているんでないの?」、お客さんたちは「だれかの血とまちがえたんだべ」などと、すなおに喜びをともにしてくれない。
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長年たゆまなく続けてきた飲酒で、きっと新しいアルコール分解酵素が体内に生まれたに違いない。
四種類あるというアルコール分解酵素だが、もしかすると第五の酵素が生まれたかも・・・。
大学病院あたりから、研究の要請が来たりして・・。
そうなったら、未来の酒飲みどものために、この体を捧げてやるか!

ま、妄想はこれまでとして、近いうちに再検査に行ってみようっと。
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o0597033114060850164さ、2018年だ!新しい年だ!って心機一転してる間もなく、あっという間に半月が過ぎてしまった。
早生まれなので、還暦まではまだ一年と少しあるが、こんなザマだと一年なんざ、あっという間だろうな。
そして今年は平成30年
ついこのあいだ年号が変わったような気がするってぇのに、もう30年も経ってしまってたのか。
30年ってぇと、今まで生きてきた人生の約半分・・・
そんなに経ってたか?平成・・・。

まぁ振り返ってみると、ディランの移転も平成十年、この場所にきてからもう二十年が過ぎている。
そのあいだ、ふたつの大きな地震災害が起こり、子供の頃から恐怖の代名詞だった原子力発電所事故までが起きている。
漫画や映画の世界では、放射能漏れ=人類絶滅だが、多くの人達の不断の努力でなんとか収まっているようにみえる。
本当にアンダー・コントロールされているのかは、どうにも心もとないが。
阪神淡路大震災が平成七年、東日本大震災が平成二十三年・・・
「激動の昭和」というが、平成もかなりの激動だ。
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7ed4e3d8-lそして来年には、天皇陛下の生前退位があり、元号が新しくなる。
ってことは、われわれ世代は「昭和」「平成」「◯◯」を生き抜いたってことになる。
なんだかいっぺんに年を取るような心持ちがするわ。
平成三十二年にはオリンピックもあるけど、そんときは新しい元号になっている。
今度はなんていう元号になるんだべか?

そういえば近ごろはディランのお客さんにも、平成からこっちに生まれた子たちが増えている。
あの子達にとって、昭和生まれはどんな風に映るんだべか?
「昭和生まれ?ああ、あの無責任世代のほら吹きどもね!」なんていわれたりして・・・。

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