船頭さんのジョークを交えた説明を聞きながら、遊覧船は晴天の下、外海へ出た。
対馬が近くに見える。
魏志倭人伝の書かれた時代、ここを多くの交易船が通っていたと思うと、タイムスリップしたような気分になる。
沖の方はかすんでいるが、世界遺産になった沖の島も見えることがあるという。
と、そんなことをのほほんと考えているうちに、海の色がだんだんと変わっていった。
この独特の色をここではドラゴン・ブルーと呼ぶらしい。
海の宮殿といわれるたくさんの奇岩、絶壁も迫力満点で、すぐそばまで船を寄せてくれる。
マンモス岩、蛇が谷などを回り込むと、急にその奇岩の上に人が見えたので驚いた。
釣り人みたいだが、どうやってそこへ登ったんだべ・・・?
ってなことで、ドラゴン・ブルーをたっぷりと堪能して、遊覧船は無事勝本港に到着。
小島神社の干潮まであまり時間がないので、ドラゴンブルーに後ろ髪を引かれながら、急ぎ足で次なる目的地イルカパークへ向かう。
イルカパークについてみると、想像していたような派手さはまったくない。
イルカとふれあえるプレイング・タイムや餌やり体験もあるらしいが、時間が合わないので見学だけすることにした。
といっても、ちょうど餌やりの時間だったので、イルカたちは餌ほしさに勝手に芸を披露してくれる。
ジャンプなどもすぐ目の前なので迫力一杯で水しぶきがバシャバシャ飛んでくる。
飼育の人たちはみんな若く、説明をしてくれた○○ちゃんなどは22歳、責任者の△△さんでさえ26歳の若さ。(名前を聞いたけど忘れた)
その女の子たちがイルカの頭をなでたり、芸を教えたりしているところは、まるで女学生が遊んでいるようにしか見えない(失敬・・)。
イルカがすぐそばまで寄ってくるので、バシャバシャと写真を撮っていたら、手がすべってデジカメが海の中へどぼんと落ちてしまった。
スマホより画像がよかろうと、今回の旅のほとんどをこのデジカメで撮影していた。
「これで今回の写真はほとんどパァか・・・」と思っていたら、そばにいた○○ちゃん(22)が、「デジカメ落としたんですか?」というが早いか、責任者の△△さん(26)が「○○!!潜水の用意!!」といって、スタッフが全員施設の方へ走っていった。
あっというまにアクアラングからウェットスーツまで用意して、「このあたりですか?」といって責任者の△△(26)さんは海の中に潜っていった。
10分ほどもぐって「これですか?」といって渡されたのは、見たこともないハンディ・ビデオカメラ。
どうやらほかのお客さんが以前落としたものらしい。
違うとわかったら、また△△(26)さんは海の中へと潜っていった。
なんでもイルカが遊んでくれると勘違いして寄ってくるので、砂が巻き上げられて視界が悪いらしい。
今度浮いてきたら「あきらめた」といおうと待っていたら、20分ほどして落としたカメラを手に△△さん(26)が上がってきた。
かなり長い時間塩水に浸かっていたので、データも消えているだろうけど、そんなことより春の冷たい海の中を30分以上も探してくれたスタッフの人たちにはどれだけお礼を言っても足りないぐらいだ。
なんどもお礼を言って「帰ったらなにか送ります」というと、○○ちゃん(22)は「気にしないでください。見つかってよかったですね」と爽やかな笑顔で答えてくれた。
家に帰ってから恐る恐るSDカードを引っ張り出してみたら、なんと!!すべての写真が読み取れた。
イルカパークのスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。
神の島で生きている女神たちに出会えたような気分だった。
対馬が近くに見える。
魏志倭人伝の書かれた時代、ここを多くの交易船が通っていたと思うと、タイムスリップしたような気分になる。
沖の方はかすんでいるが、世界遺産になった沖の島も見えることがあるという。
と、そんなことをのほほんと考えているうちに、海の色がだんだんと変わっていった。
この独特の色をここではドラゴン・ブルーと呼ぶらしい。
海の宮殿といわれるたくさんの奇岩、絶壁も迫力満点で、すぐそばまで船を寄せてくれる。
マンモス岩、蛇が谷などを回り込むと、急にその奇岩の上に人が見えたので驚いた。
釣り人みたいだが、どうやってそこへ登ったんだべ・・・?
ってなことで、ドラゴン・ブルーをたっぷりと堪能して、遊覧船は無事勝本港に到着。
小島神社の干潮まであまり時間がないので、ドラゴンブルーに後ろ髪を引かれながら、急ぎ足で次なる目的地イルカパークへ向かう。
イルカパークについてみると、想像していたような派手さはまったくない。
イルカとふれあえるプレイング・タイムや餌やり体験もあるらしいが、時間が合わないので見学だけすることにした。
といっても、ちょうど餌やりの時間だったので、イルカたちは餌ほしさに勝手に芸を披露してくれる。
ジャンプなどもすぐ目の前なので迫力一杯で水しぶきがバシャバシャ飛んでくる。
飼育の人たちはみんな若く、説明をしてくれた○○ちゃんなどは22歳、責任者の△△さんでさえ26歳の若さ。(名前を聞いたけど忘れた)
その女の子たちがイルカの頭をなでたり、芸を教えたりしているところは、まるで女学生が遊んでいるようにしか見えない(失敬・・)。
イルカがすぐそばまで寄ってくるので、バシャバシャと写真を撮っていたら、手がすべってデジカメが海の中へどぼんと落ちてしまった。
スマホより画像がよかろうと、今回の旅のほとんどをこのデジカメで撮影していた。
「これで今回の写真はほとんどパァか・・・」と思っていたら、そばにいた○○ちゃん(22)が、「デジカメ落としたんですか?」というが早いか、責任者の△△さん(26)が「○○!!潜水の用意!!」といって、スタッフが全員施設の方へ走っていった。
あっというまにアクアラングからウェットスーツまで用意して、「このあたりですか?」といって責任者の△△(26)さんは海の中に潜っていった。
10分ほどもぐって「これですか?」といって渡されたのは、見たこともないハンディ・ビデオカメラ。
どうやらほかのお客さんが以前落としたものらしい。
違うとわかったら、また△△(26)さんは海の中へと潜っていった。
なんでもイルカが遊んでくれると勘違いして寄ってくるので、砂が巻き上げられて視界が悪いらしい。
今度浮いてきたら「あきらめた」といおうと待っていたら、20分ほどして落としたカメラを手に△△さん(26)が上がってきた。
かなり長い時間塩水に浸かっていたので、データも消えているだろうけど、そんなことより春の冷たい海の中を30分以上も探してくれたスタッフの人たちにはどれだけお礼を言っても足りないぐらいだ。
なんどもお礼を言って「帰ったらなにか送ります」というと、○○ちゃん(22)は「気にしないでください。見つかってよかったですね」と爽やかな笑顔で答えてくれた。
家に帰ってから恐る恐るSDカードを引っ張り出してみたら、なんと!!すべての写真が読み取れた。
イルカパークのスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。
神の島で生きている女神たちに出会えたような気分だった。