郷ノ浦地区へ行く前に少し寄り道をして、壱岐の名所のひとつ「猿岩」へも行ってみることにした。
島の北にある黒崎半島にあるこの猿岩は高さ45mの玄武岩で、その名の通り猿の姿をしている。
なんでもこの島が出来たとき流れてしまわないように、神様が八本の柱でつなぎ止めたうちの一本だという。
細い坂道をくねくねと上がっていった先に、猿岩はあった。
たしかに角度によってはそっぽを向いた猿に見える。
マダムは例のごとく「ふーん、ま、見えないこともないね」と特に感動した様子はない。
それよりも崖のむこうに広がる雄大な景色が気に入ったようだ。
ってなことで、それほど後ろ髪も引かれずに猿岩を後にして郷ノ浦地区へ車を走らせた。
たどり着いた郷ノ浦地区はこぢんまりした港町で、なにか空気までがのんびり流れているようなのどかな風情だ。
まずは今夜のお宿「西岡屋旅館」の場所を確認して、近くにある「いき湯川温泉」へ向かった。
ところがナビの通り行ってもそれらしいものはない。
スマホの地図でなんとかたどり着いたが、一時間近くもかかってしまった。
で、やっとのことでご入浴。
うすく茶色みがかったお湯は疲れた体にたいへん染み渡りました。
風呂上がりに駐車場をブラブラしていたら、いくつかの遊具のある小さな公園があった。
看板を見てみると「この施設は私設です」とだじゃれのような文句が書いてあった。
近所の子供のために「松本さん」が自費で遊具を設置したようだ。
湯上がりに心までほっこりとする話しじゃありまんか。
郷ノ浦、なかなか人情味のあふれる町のようだ。
今夜のお宿西岡屋旅館は、まるで「男はつらいよ」の寅さんが泊まるような雰囲気の部屋だった。
すっかり寅さん気分で、荷物を置いて近所を散策してみる。
夕暮れの港町に吹いてくる風はかすかに潮の香りがする。
にぎやかさはないが、なぜか寂しい感じのしない町だ。
これも神の島のせいだろうか。
さて夕食はつけていないので、どこかうまい酒と肴の店を見つけなきゃ。
島の北にある黒崎半島にあるこの猿岩は高さ45mの玄武岩で、その名の通り猿の姿をしている。
なんでもこの島が出来たとき流れてしまわないように、神様が八本の柱でつなぎ止めたうちの一本だという。
細い坂道をくねくねと上がっていった先に、猿岩はあった。
たしかに角度によってはそっぽを向いた猿に見える。
マダムは例のごとく「ふーん、ま、見えないこともないね」と特に感動した様子はない。
それよりも崖のむこうに広がる雄大な景色が気に入ったようだ。
ってなことで、それほど後ろ髪も引かれずに猿岩を後にして郷ノ浦地区へ車を走らせた。
たどり着いた郷ノ浦地区はこぢんまりした港町で、なにか空気までがのんびり流れているようなのどかな風情だ。
まずは今夜のお宿「西岡屋旅館」の場所を確認して、近くにある「いき湯川温泉」へ向かった。
ところがナビの通り行ってもそれらしいものはない。
スマホの地図でなんとかたどり着いたが、一時間近くもかかってしまった。
で、やっとのことでご入浴。
うすく茶色みがかったお湯は疲れた体にたいへん染み渡りました。
風呂上がりに駐車場をブラブラしていたら、いくつかの遊具のある小さな公園があった。
看板を見てみると「この施設は私設です」とだじゃれのような文句が書いてあった。
近所の子供のために「松本さん」が自費で遊具を設置したようだ。
湯上がりに心までほっこりとする話しじゃありまんか。
郷ノ浦、なかなか人情味のあふれる町のようだ。
今夜のお宿西岡屋旅館は、まるで「男はつらいよ」の寅さんが泊まるような雰囲気の部屋だった。
すっかり寅さん気分で、荷物を置いて近所を散策してみる。
夕暮れの港町に吹いてくる風はかすかに潮の香りがする。
にぎやかさはないが、なぜか寂しい感じのしない町だ。
これも神の島のせいだろうか。
さて夕食はつけていないので、どこかうまい酒と肴の店を見つけなきゃ。