yukata祭りのあるあいだは雨降りばっかりで、終わったら晴れるとはなんとも皮肉なもんだこと。
もともと芦別の祭りは雨がつきもので、子供の頃から必ず一日は雨が降る。
とはいえ、やっとここ二、三日夏らしくなってきた。
で、こないだの浴衣姿を一枚ご披露。

この姿でお客さんを見送っていると、駅の方にいた女の子たちが振り返って、「なに!?あそこなんの店?」といぶかっていた。
お嬢さん!洋風の外見にごまかされちゃいけませんぜ。
どれだけスタイルが洋風でも、あっしら心の奥までどっぷりと日本人純血種なんでござんすよ。

話はガラガラっと変わるが、商売をはじめて三十年近く、ほぼ毎日のようにスーパーに買い出しにいっている。
芦別はご多分にもれず高齢化が進み、急ぐときに限ってゆったりとレジで支払いをしているおば(あ)さん、おじ(い)さんの後ろについたりすることになる。
いくら気持ちが急いても、怒鳴りつけるわけにもいかないので大人しくしているうちに、それもだんだんと慣れてきた。

ところがこのあいだ遭遇したおば(あ)さんの凄かったこと。
買い物人生三十有余年で一度も遭遇したことのない逸材だった。

くだんのおば(あ)さん、最初は後ろのレジにいたのだが、なにかトラブルらしく店員に付き添われて?こちらのレジに移ってきた。
順番から行くと自分の後ろになるのだが、見てみると茶碗蒸し2つだけだったので、敬老精神を発揮して「どうぞ」と譲ることにした。
が、それが間違いのはじまりだった。

まずこのおば(あ)さん、足が悪いらしい。
店員に金額を告げられると、その悪い足を引きずって、たっぷり時間をかけて後ろのレジに忘れてあったバッグを取りに行った。
しばらくしてようやくバッグから財布を取り出したのだが、このおば(あ)さん、目が非常に悪いらしい・・。
しかも無駄にポケットの多いバッグからやっと出した無駄にでかい財布には、これまたたくさんのポケットと現金以外のものがこれでもかというほど詰まっている。
代金は¥400。

なかなか手こずってやっと小銭を引っ張り出したが、それは百円以下の小銭ばかり。
とても¥400にはほど遠い。
見かねた店員さんが「私が出しましょうか?」と助け舟を出したが、このおば(あ)さん耳が非常に悪いらしい・・。
「ああ・・?」「あのだから私が・・」「ああ・・?」でまたまた財布内探索はストップ。

今日中に終わるかどうかも定かではなくなったので、後ろのレジに移ろうかと思い、見てみるとそこには空知管内で一番優雅にレジを打つ店員が・・・。
まさしく前門の虎後門の狼状態だ。

仕方なく後ろの見切り商品のワゴンを見るともなしに見ていたら、面白いものを発見。
それはこれ!
wasaそしてこれ・・shichi

知らないうちにこんなプリッツが発売されていたとは。

こりゃ虎と狼に感謝せねば。

で、顛末はというと見かねた別の店員さんが特別に閉まっていたレジを開けてくれた。
お泊りをなるかと思ったわ。

荷物をエコバッグに入れ、帰ろうとしてさっきのヘレン・ケラーを見たらまだ小銭と格闘していた。

南無・・・。