hachi01やらせ問題で混乱している北海道から「原発ゼロを目指す!」と宣言した鉢呂大臣は、またぞろ失言問題とやらで一週間で辞任。
「思慮に欠ける!」「無神経!」「辞任やむなし!」と野党やマスコミ各社は、ここぞとばかりにどじょうの髭を引っ張るのに躍起になっている。
しかし批判一辺倒のマスコミと違い、ネット上では鉢呂元大臣を擁護する声が圧倒的に多い。

hachi02まず「死のまち」発言に対しては「1989年4月20日23時日本テレビの『出来事』という番組で『死の街チェルノブイリ』というタイトルのコーナーを放映。なぜ自分達はよくて鉢呂氏はダメか?もしくはチェルノブイリは良くて福島はダメか。日テレは説明を」という意見や、「まさに死の街ではないですか。 この発言に対して文句を言うなら、福島原発事故を起こして美しい国土を破壊した東電と、原発推進政策を推進してきた自民党・公明党に対して言うべきでしょう。」という至極当然な意見もある。
ちなみに店に来るお客さんの大半は同じようなことを言う人が多い。

オフレコで問題になった「放射能うつしちゃうぞ」発言は、本当だとするとかなり問題のある発言だが、聞いていたのが記者クラブの連中だけ。
しかも第一報を流したのはフジテレビだが、その場にフジテレビの記者がいなかったことは、はっきりおぼえているという。
さらに本人は「
はっきり言えるのは、私が防災服を記者になすりつけるような仕草をしたことはないっていう点です。一歩くらい記者に近づいたことはあったかもしれないが、なすりつけるようなことはしていない。そんなことがあれば覚えています」と、いっている。

hachi03さらに朝日の検証記事(13日付け)で『私が線量計をのぞいて数字を読み上げた』というのは間違いだ。線量計はJビレッジ(原発作業員の基地)に返却してきた」ともいっている。
やらせメールといい、原発関係では隠蔽、捏造などは当たり前ということなのか。

鉢呂元大臣は、「原発エネルギー政策人事」の見直しの発表直前だったという。
くわしく知りたい方は、このページをどうぞ。
「当事者が語った放射能失言の裏側」
当人を知る人は「非常に真面目な人だった」といっている。

最後にこの報道があったあとすぐ被災者のひとりからこういう書き込みがあった。
「極力我慢してきた。だが、この件だけは、納得できない。彼ほど大臣就任以前より福島に入り、福島の状況を知り、中途半端な政府指針を行動により改善していった政治家を彼以外は知らない。表に出ることもなく、ただひたすら子どもたちの為に動いた。俺はそれを知っている。残念でならない・・」