すぐに書こうと思っていたこのシリーズも、確定申告の煩雑な作業に阻まれて、なかなか手をつけることが出来なかった。
やっとこのあいだ滝川税務署に無事提出したので、ほっと一息。
もうしばらく数字は見たくないわ。

2/29芦別を離れることになった凛太郎さんをホテルに迎えに行く。
あっという間の4日間だった。
胃の具合は相変わらずなので、胃に優しいとされるカモミールティーにミントを少し垂らして水筒に入れ持っていくことにした。

旭川に入ると「せっかく北海道に来たんだから、熊の彫り物かなんかが欲しい」という。taro1204
さて、熊の置物ってのはどこに行けば手に入るんだべか?
そういえば一条通に骨董の店があったのを思い出した。
雪が積もってとても開店しているとは思えない風情だったが、裏に回ってみると人一人がやっと通れるぐらいの入り口があった。
中に入ってみると骨董なのかゴミなのか判然としない品物が床から天井までこれでもかと積み上げられている。

崩れそうな迷路をやっと歩いて行くと、なかほどに店主と思しき親父さんと友達みたいのが茶飲み話をしていた。
「熊の置物?あるよあるよ、いっぱいあるから探してみな」とハイテンション。
探せというがどこに何があるものやらさっぱり見当もつかない。
そのうち一刀彫のような珍しいのが見つかったので、太郎さんに見せると気に入ってくれた。
親父さんに値段を聞くと、「¥1,000......いや¥500でいいや!」と値切る前から50%OFFの大盤振る舞い。
別れ際に太郎さんが神奈川に住んでいるというと、「大地震がきたらどうする?悪いこといわないから北海道に移住してこい!」と、人口拡大にも意欲的だ。

お目当ての熊の置物も見つかったので一路空港へ。
車の中で太郎さんが熊の置物をひっくり返してみたら、そこにはなんと「大和彫り」と書いてある。
大和市からやってきた太郎さんがゴミの中から見付け出したのが「大和彫り」。
骨董は持つ人を選んで飛び込んでくるというが、まさしくそんな感じだ。

晴天の旭川空港で再会を固く約束して、お別れをした。
大和のロック・ダディ戸川凛太郎。
無茶をしながら、いつまでも大和市にロックを響かせて下さい。
taro1205