さて、ジタバタしていた春もやっと腰を落ち着けて、北海道に居座ってくれそうだ。
そんな陽気に誘われて、昨日はタイヤ交換をしてきた。
ついでといっちゃなんだが、「一発泡太郎」ってので洗車もしてもらった。
・・・なんて喜んでいたら、今日はさっそくの雨。
まさに「月に叢雲　花に風」ってヤツだ。
なんでもいい方に考えるマダムは「洗っておいてよかったね。コーティングしてあるし」とご満悦の様子。
恐るべきポジティブ・シンキングぶりだ。

いくら人間、楽天的な方がいいといっても、北朝鮮のぶっぱなしたミサイルを40分以上わからなかったってぇのに「防衛省、自衛隊は発射強行に対し、国民の生命と財産を守るとの使命を果たせた」なんて脳天気なことをおっしゃられた防衛大臣にはあきれかえってしまった。
莫大な予算をかけたJアラートだかいう代物も、結局判断する人間が馬鹿だと糞の役にも立たない。
もっともPac-3もP-3cの区別もつかないような御仁じゃしかたないか。
つくづく民主党には人材がいないってことがわかりましたわ。

以前テレビで、震災後いち早く原発を再稼働した泊村の取材をしていた。
テレビに映ったほとんどの村民は「よけいなことをいうな！」「お前らだって電気を使ってるくせに！」と、剣もほろろの応対だった。
今回大飯原発の取材でも、同じような態度だった。
「早く再稼働しなければ生活が立ち行かない」と危機感を募らせている。

つまり覚醒剤中毒のように、原発からこぼれてくる金がないと生きていけない町になってしまったということだ。
そしてこれからも同じ手段を使って、中毒患者を増やそうとしている。

そうなる以前に自分たちの持っている「豊かな自然」という財産に気づき、必死に抵抗している上関町祝島のような人達もいる。

国民から集めた金で、国民を依存症にする亡国の原理。
それらを考えてみると、「本当の敵」というのがはっきりと見えてきた。
あとはどうやって、この連中を駆逐するかだ。
いっそのこと破れ傘刀舟式でいってみっか。