kotoba歳とともに目に見えて少なくなっていくボキャブリーをなんとかするべく「ことば選び実用辞典」なるものを買った。
これで少しは会話や文章なども、表現の幅が広がるかもしれない。
どうもこのごろは人と話をしていても、すぐにピッタリした言いまわしが見つからないことが多い。
読書量だけは人一倍あるが、どれも身についていないということか。
つくづく学生時代の不勉強が悔やまれるわ。

でもってこの「ことば選び実用辞典」、なかなか使える面白い辞典である。
たとえば「暑い」という項を見るとじつに様々な言葉が並んでいる。
「炎暑」「炎天」「激暑」「酷暑」「盛暑」「猛暑」「炎熱」「酷熱」・・・
見ているだけで汗が吹き出しそうだ。

いくつになっても新しいことを探したり、見つけたりするのは楽しいものだ。
子供の頃よくやった「探検ごっこ」みたいなものか。
学生時代、「勉強」にコレをもっと感じていれば、勉強とも違った付き合い方ができたかもしれないが、この歳でも探検ごっこは十分に面白い。
しかも広くて深い日本語の海は、いくら探検してもし尽くせない。
これでしばらくは退屈ともおさらばだ。

hujioka1
ちっとも似てないが、どうやら藤岡弘らしい