ハーベストの夢の様な一日からあっという間に二週間が過ぎた。harv12
振り返るヒマはなくても、あれからずっと心地よい感動の余韻に包まれている。
昨日からやっと動画の編集を始めることができた。
パソコンにファイルを取り込みながらたくさんの映像を見返していると、新たな感動がまた蘇ってくる。
お客さんの中に顔見知りをたくさん見かけては、いちいち感謝している。
ミュージシャンの楽しそうな顔、お客さんやスタッフの表情になかなか編集が進まない。

何度もいうようだが、思い立ったのは今年の一月のなかば
一冊のノートを買ってきて一ページ目に「ミュージックハーベスト2013」と書いて、その下に「出演」と書いた。
harv13そこからすべてが始まった。
吹雪の収まったある日、会場を探そうと出かけたが、どこへいっても雪の山。
いくらなんでも想像のしようもなかった。

スタッフを集めようにも、以前のスタッフは芦別を離れていたり、高齢化していたり・・・。
我が身を振り返っても、とてもとても15年前ほどの体力も知力もない。
そのとき考えたのは、「次世代への継承」
大きなお世話かもしれないけれど、三十年間芦別にロックの熱い血を注ぎ込んできたディランのつながりを誰かに残しておきたいと思った。

ロックのカケラもない芦別に毎年のように足を運んでくれる 多くの素晴らしいミュージシャンは、ディランがなくなれば芦別を忘れてしまうかもしれない。
勝手に思い込んでいるこの「財産」を残しとおきたいとはじめたこのミュージックハーベスト。

町を取り巻くたくさんの失望の中に、新しい希望を感じさせてくれた若い世代。
まだまだこの町は死んじゃいないと感じた。harv15
ハーベストのサブタイトル「時代は変わる」は伊達じゃなかったってことだ。
天気がどうであろうと、予算がどうであろうと、やらなければなにも始まらないと思って突っ走ったこのハーベスト。
たくさんの人たちに助けられて、夢がカタチになった。

ふりかえると頭に血が上るような腹の立つこともたくさんあるが、ふつうに生きていても頭にくることは山ほどある。
おなじ苦労なら好きなことで苦労するほうがずっといい。

今まで力いっぱい握りしめていたバトンを手渡した手応えはたしかに感じることができた。
バトンを手渡した次の世代はどういう答を出すのだろうか・・・。

harv16