102400=sなにがきっかけだか忘れたけど、近頃井上ひさしにハマっている。
なぜか今までほとんど読む機会がなくて、死んだ時も「ああ、吉里吉里人とかモッキンポットのなんとかって書いてた人だっけか」ぐらいにしか思わなかった。
あの「ひょっこりひょうたん島」の脚本を書いていたというのも、そんなニュースで知ったぐらいだった。

なにしろ学生時代は、猛烈なマンガ少年だったので、普通の人達が読んでいたような文学なんぞには、ついぞ手が伸びなかった。
おかげでマンガにゃ無駄に詳しいが、文学の方はさっぱりダメという大人が一匹出来上がった。225x225-75
その反動か、いい歳になってからは活字中毒のように色んな本を読みだした。
フィクションも好きだが、一番好きなのはノンフィクション・・っていうか人物伝
「本当にこんな人間がいたってか?」というスケールのでかい人間の話を読んでいるといつも胸が熱くなってくる。

おそらく井上ひさしを読むようになったのも、追悼番組でいろいろとエピソードを聞いたのがきっかけなのだと思う。
538263b7dec33fcdc64682f5af13d44dそしてアノ有名なひとこと「むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく、深いことをゆかいに、ゆかいなことをことをまじめに」を聞いたのが、興味をもったきっかけのような気がする。
やさしいことを、ことさらに難しく言い立てるのがさも賢いかのように中味のない言葉を並べ立てる連中の多い中、この井上ひさしのひとことはグサっと刺さった。

昨日読み終えた絶筆「黄金の騎士団」もテーマとしてはかなり難しいものだが、リズムもよくユーモアも利いていながら、深いところはコレでもかというほど掘り下げられている。
中身のことを書こうと思っているうちに、つい長々と書いてしまった・・・。
とにかく時間があればぜひ多くの人に読んでもらいたい一冊だ。
霊界通信でもいいからだれか続き書いてくんないかなぁ。

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