1029sonhouse地酒の会で脳天気に飲んだくれている最中に、日本で最高のロック・クイーンが天国へ旅立っていった。
いつもロックのど真ん中にいて、これっぽっちもブレずにストレートに突っ走っていたシーナ&ザ・ロケッツのボーカル「シーナ」
「九州からすごいバンドが現れた」と、友達に「サンハウス」の「有頂天」を聴かされたのが高校一年の頃。
なんといっても気に入ったのが、ギタリストの鮎川誠
どの音もはっきりと自分を主張している力強いトーン。
「キングスネークブルース」のチョーキングなどは、本当にしびれたものだ。
そのサンハウスが解散して、しばらくしてからレコード屋で一枚のアルバムが目に入った。
それがあのギタリストの新しいバンド「シーナ&ザ・ロケッツ」だった。
サンハウスの頃とは違い、ポップな曲も多く最初はとまどったが、すぐに好きなバンドになった。

seenaギター雑誌などでインタビューを読むと、この2人のロックに対するピュアな想いが熱く伝わってくる。
なんというすごい夫婦もいたもんだと、いつも感激して記事を読んでいた。
そして1989年、ディランの15周年を記念して開催した「ミュージック・ハーベスト」にそのシーナ&ザ・ロケッツが出演してくれることになった。
自分たちが若い頃ひまつぶしにウロウロしていた上芦別公園の特設ステージに、ずっと好きだったシーナ&ザ・ロケッツが立った時の感動はどれだけ書いても書き尽くせない。
そして打ち上げの時の鮎川さんとシーナさんの、気さくな姿にさらにファンになってしまった。

もう一度、芦別の音楽ファンにこの最高のロックを聴かせてやりたいと、2011年苫小牧のライブに会いに行った。
もしかして「知らん」とかいわれるんじゃないかと不安だったが、二人ともきちんと憶えていてくれた。
「もうディランも30年になると?それはおめでとう」といってくれて、「ぜひシナロケ呼んでください」とまで言ってくれた。

そして二度目の芦別のライブが「ミュージック・ハーベスト2014」で実現したとき、そこにはシーナさんの姿はなかった。

こんなことを書いていると、またいろんな想いが湧いてくるので、一度休みます。
なんだか天国の方がどんどん楽しそうになっていくなぁ。
だけどこの世も負けてられんぜ!
こんなこと書くと、シーナさんの「そうよ!」という声が聞こえてきそうだ。

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