三宅伸治ライブも大入り満員で、盛況のうち無事終了した。P1090260
市内はもとよりあちらこちらから来てくれたロック・ピープルに心から感謝します。
それにしても音楽を通じての出会いというのは、よけいな理屈がない分だけスッキリしていいものだ。
仕事がらみとか、義理事の出会いにもいいものはもあるが、どこかでそれなりの線引をしてしまう。
その点音楽の場合は「こういうの好き?」「好き!」「俺も」でOK。

このあいだ読んだ「本牧亭の灯は消えず」という本にはこういうことが書いてあった。
「大才は袖すり合う縁も縁にして生かす
中才は縁に合って縁を生かさず
小才は縁に合って縁に気づかず」


初めてロックを聴いてから、それがきっかけでいろんな人との出会いがあった。
P1090269ロックのどこに惹かれたのかは、今になってもよくわからない。年がら年中ロックばかり聴いているわけでもなく、たまにはジャズを聴いたり、柄にもなくクラシックを聴いてみたり、はたまたワールド・ミュージック古典芸能なんぞにも手を伸ばしたりする。
が、このあいだの三宅さんのライブみたいなのを聴くと、腹んなかのど真ん中にストンっと収まる気がする。
なにも考えずに「やっぱりロックだな」という気になる。

今回は前日にフル・レストアで戻ってきたギターアンプ「テスコ」チェックメイト25を今までのアンプにつないで、ステレオで鳴らすという初の試み。
なかなかに個性的な音だが、これからいろんなミュージシャンとの出会いで、いいアンプに育っていくことだろう。

オリジナルもカヴァーもよかったが、今回のライブではグラム・パーソンズの「She」が心に残った。1_3dvn6il7ol2llurc4kpvg
去年の末、ライブで歌い終わったあとたった三段の階段を降りられずにいたシーナさんに肩を貸したといっていた。
とつぜん目の前からいなくなってしまったロック・クイーンに三宅さんは「She」を捧げた。
三宅さんの歌詞とは違うけど、訳詞を載せておきます。

「She」

「彼らはよく歌を唄いながら

川に沿って歩いたものだった
彼女が自分の旅立ちを悟ったときでさえも
彼女は 人生が何をもたらすのかを
決して知ることはなく
だからといって たった一日も
それを思い悩む必要はなかった

ああ でも彼女は歌うことができた
彼女は歌った
そう、彼女には歌があった
彼女には歌があった」