小雨そぼ降る錦帯橋に着いて、河原にある駐車場に車を停めた。P_20150518_120510
橋の入口で三百円の通行料を払い、いざ渡ってみると、いやはやその立派なこと。
なんでも実際に見てみなきゃわからんね。
さすが歌のタイトルになるのも、うなづけるたたずまいだ。
橋の中ほどで川をのぞき込むと、その透き通った美しさ。
雨の日でこうだから、晴れた日などはそれは素晴らしい眺めに違いない。
渡りきったところにも、小さな町があり、お土産物屋食事の店なども数軒ある。

ふと川岸を見ると、柳の木の下に看板があり「巌流ゆかりの柳」と書いてある。
佐々木小次郎がここで、秘技「つばめがえし」を会得した場所と書いあるが、あとから調べたところ、作家の吉川英治が、ここの柳を見て創作したものらしい。
ってことは、佐々木小次郎ゆかりじゃなく、吉川英治ゆかりの柳って方が正解かも。
なにしろ錦帯橋が架かったのは、小次郎の死後60年も経ったあとってんだから・・。

P_20150518_120236ほかにも枝が真横に伸びた「槍倒し(やりこかし)の松」なんてのもあった。
なんでも、大藩の大名行列の「槍持ち」が小藩の岩国藩を通行するとき、槍を倒すのが礼儀なのに建てたまま通行する者がいて、これに憤慨した岩国の武士が、槍を倒さなければ城下を通れないように、わざと邪魔になる松を植えたのだと書かれている。
小藩といえども侮るなという、岩国武士の意地を現している。
・・・といわれているが、この話も日光街道の宿場町、千住の「槍掛けの松」の由来に似ているので、どちらが本当かはわからないらしい。P_20150518_122157

っな感じで、錦帯橋を満喫したが、先ほどから気になっていたのは「岩国寿司」の文字。
さて、どんなもんだろうかと検索したら、われわれの好きな押し鮨であることがわかった。
色々ある中の一軒を選び、初めての岩国寿司を堪能したが、心残りは運転があるため、これをつまみに酒を飲めなかったことだ。
町もこじんまりして、いい感じだったので、いつかここで腰を落ち着けて一杯やりたいと思ったわ。

酒屋の前にも、大判焼き屋の店内!にも昼間っから酒を呑んでるゴキゲンなお父さんたちもいたことだしね。

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