だれが読んでるんだかわからないブログだけど、ちょいとした備忘録とボケ防止で思いついたことを書いている。
文章も書かないとすぐに書けなくなるし、考えをまとめる癖もつけとかなきゃ、どんどん頭ん中が取りとめがなくなっていく気がする。
1

昨日のブログで、98年のミュージック・ハーベストを思い出したけど、今にして思えばあの頃はまだ40歳になったばかりの頃だった。
なにがきっかけだったかはもう憶えてないけど、好きなミュージシャンを集めて野外ライブをやろうとふと思い立ったわけだ。
で、店のお客さんに手伝ってもらって始めたハーベストだったが、面白いぐらいにトラブルの連続で、自分の甘さを毎日のように思い知らされる日々だった。

でも出演を快諾してくれたミュージシャンや、スタッフのみんなに励まされて、なんとか無事に終えることができた。
出演は、藤井康一&関ヒトシ(この2人にベイカーショップブギのベースとドラムが参加してくれた)、キング・オブ・ジプシー「南正人」、生粋のブルースマン「シバ」、フォークの詩人「友部正人」、御大「高田渡」、関ヒトシさんがサポートをしてくれた「西岡恭蔵」、そしてトリは「シーナ&ザ・ロケッツ」。
今、思い出しても夢の様なライブだった。
打ち上げの挨拶で高田渡さんが「こんなメンバーが集まることは今までなかったし、これからもないと思う。でももう一度このメンバーで集まることができたら素晴らしいと思います」といった。
2
その渡さんも今はなく、ゾウさんも次の年に亡くなった。
そして、今年シーナさんもいなくなってしまい、あのメンバーで集まることはできなくなってしまった。
しかし、その時に植え付けられた感動は15年後、新しいハーベストで芽を出すことになった。
その新しいハーベストも三回目の今年は、若手が全面的に取り仕切り、新しい伝説を作り上げてくれた。

98年、片付けがすっかり終わり、なにもなくなった上芦別公園でスタッフたちと別れ、車の中で恭蔵さんにいただいたニュー・アルバムから「グローリー・ハレルヤ」が流れてきた時の気持ちは、今でも言葉ではうまく言うことができない。
♬ 愛は生きること・・・と、歌ってくれたその人はもういない。