ROLLYさんも初めて訪れる異郷「あしべつ」gataあらかじめネットで十全に情報収集してきたらしい。
いくら北海道の真ん中にあるとはいえ、辺境のにおい満開の町である。
そりゃあ不安にもなるわなぁ。
予想よりも早く着いてしまったので、道の駅でガタタンラーメンとチャーハンを食し、雪を眺めながらとうきびアイスでクールダウンさせ、さらに芦別を代表するスーパー健康昆布飲料「タングロン」すらも体験してきたという。
もうこれ以上オススメするものもないので、リハーサルに全力をつくすことにした。

hqdefault年齢的に同じような音楽を聴いてきた世代らしく、リハーサルで演る曲のどれもがジャストにハマる。
「芦別の方では"どうしてるかな?"、"元気かな?"ってどういう風にいうんですか?」というので「"どうしてるべか?"だべか・・・」というと、「"どうしてるべか・・?"・・バッチリです!」という。
で、始めた曲がスパイダースの1970年のヒット曲「スーパーエレクトリックおばあちゃん」。
歌いだしのリフレインが原曲では「どしてらべな?」なんだけど、それを芦別風に「どうしてるべか?」に変えたんだが、あまりに似すぎていて逆に効果なかったんでないべか・・。
151017_04こんなどちらかというとマニアックな選曲の数々だったが、こちらが全曲知っていると大喜びで「やっぱり知ってましたか!」と次々と面白い曲が飛び出してくる。
まるで音楽の宝石箱やぁ!

意外だった(ほとんど意外な曲ばかりだったが)のは、吉田拓郎の曲を三曲もチョイスしてたことだった。
しかもデビュー・アルバムから「男の子・女の娘」、「人間なんて」から「たくろうちゃん」、「御伽草子」から「たどりついたらいつも雨ふり」という選曲。
663331拓郎はやっぱり初期ですよね〜」といって、「"たくろうちゃん"って少し変えるとグラム・ロックになるんですよ」と、弾き始めると、キチンとTレックスに聴こえる・・・知らなかった。
そういえばROLLYさんの新譜「70年代の日本のロックがROLLYに与えた偉大なる影響とその影と光」というサブタイトルも拓郎の「準ちゃんが吉田拓郎に与えた偉大なる影響」から来ているような気がする。
ルパン三世もファースト・シーズンの音楽がサイコーです」といって弾いてくれたり、「こういうのウケますかね?」といって「虹と雪のバラード」まで弾いてくれた。
初めて来る芦別のために、道民ウケするような曲をセレクトしてくれるとは、なんたるサービス精神旺盛な人ですこと。

底の見えない引き出しの中からどれだけの音楽が飛び出してくるものか?
ドキドキしながら、いよいよ本番の時間がやって来た。
・・・またまた長くなりそうなんで・・続こうっと。