以前からずーーーっと、探していたアルバムがあった。a
ムード歌謡の女王といわれた「松尾和子」のアルバムだ。
そのアルバムのタイトルは「ラプソディ」。
RCサクセションにも同名のアルバムはあるが、まったくの別物。
このアルバムは1975年に発売されているが、なぜか全曲作詞作曲があの泉谷しげる
どういった経緯で作られたものかはさっぱりわからないが、まさしく美女と野獣の感がある。
バックを務めているのは、その当時泉谷のバックだった「ラストショー」と「イエロー」
一曲だけこれまたなぜかCharがギターを弾いている。

dolgen28-img600x450-1429342246ocgbbj10312このアルバムのことを知ったのは、 発売から十年以上も経った頃だった。
その頃から幻のアルバムとして、その内容の良さとともに伝説化されていた。
いまのようにネットもない時代。
偶然中古レコード屋で見かけるなんてことは、砂漠の中でひとつぶの砂金を探すようなものだった。

で、いつのまにアルバムのことはすっかりと忘れていたが、このあいだ読んだ本の中で突然このアルバムのことが書かれていて、いっぺんに当時の記憶と欲しかった感が蘇ってきた。
そうなると、今はネットの世の中。
こういった探しものには便利この上ない時代だ。top

さっそくam☆zonで探してみると、一枚だけ中古で見つかったが、プレミアがついて¥8,800ときたもんだ。
さぁてどうすっぺ?とレビューを読んでいたら、「正直こういうところで書くのはどうかと思いますがG☆Oの宅配レンタルサービスでこのCDはレンタルできますので、大金を払ってまで中古品を購入する必要はありません。」なんていうありがたい助言を発見。

bbf0b9ad79b736eaaea5a0a030eb7f37b5c05493_mそのご託宣にしたがって、レンタルを申し込んだら、ついに本日感動のご対面
逢いたかったぜ〜、ラプソディ!
で、肝心の中身はどうだったかっていうと、「なんでこんな素晴らしいアルバムをいつまでも廃盤にしてるんだ!馬鹿者」のひとことに尽きる。
とくに「ライブ!泉谷しげる」で聴きなれていたはずの「夜のかげろう」の哀愁感。
こんなにいい歌だったとは・・・。
ある中古レコード屋さんのブログの「ピアノ一本と歌だけのイントロダクションが痺れる「夜のかげろう」に至っては涙をこらえることが困難に思えるほど」の言葉にまさしく同感だ。

晩年、息子の逮捕、多額の借金、不慮の事故死など、次々と不幸に襲われた松尾和子の一生をどうしても思い浮かべてしまう。
ずっと聴きたかったこの名盤。
聴くことができたのは、やっぱりネットのおかげだなぁ。
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