sougeiSpecialMainVisual_title3月といえば、卒業だの転勤だのなにかと別れの時期だ。
年々町が小さくなっていくわが芦別では、出会いよりも別れのほうが多い。
せっかく知り合いになれたのに、ほんの数年でお別れということもある。
が、こういう商売なので、転勤や引越したあともわざわざ訪ねてきてくれる人も多くいる。
なんともありがたいことだ。

4411439このあいだは長年この町で外科医を続けていた先生が、春に芦別を去ることになるというので、一緒に働いた先生や看護師の人たちが、芦別に集まった。
勤めていた時期は違うが、みんな先生に薫陶を受けた人たちばかりだ。
以前、その先生に「みなさん仲がいいんですね」というと、「外科は手術とかがあるから、チームワークが大事だからね」といっていた。
もちろん先生の人柄も大いに関係していると思える。
言葉数は少ないが、若い人たちにほんとうに慕われていた。
今回集まった人たちもその当時はみんな若くて元気がよく、よく朝まで元気に飲み明かしていた。
その人たちも結婚して退職したり、ほかの町に転勤したり、ほとんど芦別には残っていない。

14-00072パーティーはスターライトホテルで行われているので、町までは流れてこないだろうと思っていたら、11時近くに電話があり、町まで車で帰る人がいるので、それに便乗して何人かがやって来るという。
懐かしい名前だったので、楽しみにしていたら、なんと20人近い人達がやってきた。
どの顔も久しぶりにみたが、あっという間にあの時代が蘇ってきた。
連日の送別会ラッシュで疲れているはずの、主賓の先生も一緒に来てくれたのには恐縮した。

先生の教えを受けた医師たちも、いろいろな場所で活躍しているという。
聞いてみると、近くの病院に勤務している先生も何人かいた。
「近いんですね・・今度ぜひ」とは言ってはみたものの、こればかりは付き合いで行くところではない。
元来丈夫にできているせいか、外科にお世話になることは今までほとんどなかった。

とはいえ、せっかくの縁なのでどこか診てもらおうかなぁ。
こういううれしい再会も別れがあってこそってことか。
F201208171505041142627766