evis朝晩は涼しいね、なんてのんきなこと言ってたら、昼間も涼しい。ってより寒い
もう夏は台風とともに去っていったな・・・。
天気もパッとしないし、書き残しの旅日記の続きでも書くとすっか。

さて、期待していたほどでもなかった瀬戸大橋からの景色を眺めながら、やり残したことはなかったべか?と、スマホをいじくっていた。
そうだ!倉敷ぐらいの歴史のある町なら、古い銭湯の一軒ぐらい残ってないべか?と思って検索してみると、見事にヒット。
大正時代から続いている「えびす湯」なるところがあるという。
しかも、美観地区の中・・ってことは、ホテルからも近いようだ。

スーパー銭湯やらスパなんぞに取って代わられ、昔ながらの銭湯はどんどん姿を消している。
以前も増毛で古い銭湯を見つけ、次の年も行ってみると廃業していた。
倉敷駅で降りて、ホテルに帰る道すがら、地図アプリを見ながら場所を確認。
小ぎれいなアーケードを歩きながら「ほんとにこんなところにそんなレトロな銭湯があるんだべか?」と小さな路地に足を踏み入れると、そこに「えびす湯」の小さな看板と派手なのれんを発見。
さっそくホテルに戻り、タオルを片手にえびす湯に向かった。
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さすが大正時代から営業しているだけあって、番台から下駄箱、脱衣所、浴室までどこもかしこもレトロそのもの。
以前の日本人の体格に合わせているのか、なにもかもがこぢんまり出来ている。
ちょいと熱めの風呂でさっぱりして、番台のお母さんに撮影の許可をいただく。
脱衣所のベンチもいい味だしてるね。
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P_20160518_201952で、タオルをぶら下げて、夜の街へと繰り出した。
古き良き銭湯のあとは、今風の小洒落た店なんぞには足が向かない。
どこか食堂に毛が生えたような風情の店はないかと、ブラブラしていたら「交友軒」なるお店が目に止まった。
まさに銭湯帰りにふさわしい佇まいだ。
中へ入ると、近所のオヤジらしいのが店の人と野球の話なんぞをしながら晩酌中。
その横では妙齢のご婦人が、焼き魚をおかずに晩飯中
申し分のない風景が広がっていた。

倉敷の町並みや瀬戸内の島々を思い出しながら、ままかりのちらし寿司や鱧を肴に飲む酒は、ひときわ格別であった。
最後の夜だからといってだらだらと呑まずに、適当なところで切り上げて、風に吹かれながら倉敷の町をもうひと回りぶらつく。
初めての倉敷と瀬戸内の島々の旅だったが、今回もなかなかに実りの多い旅であった。
狭いようでなかなかに広いこの日本。
足腰の達者なうちに、あちこちうろつき歩きたいものだ。
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瀬戸内アートの旅、これにて完結!
翌日たくわんサラダロールに後ろ髪を引かれながら、無事北海道へ戻りました。
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