P_20171016_201059前日の浜松と違って、ここ三島はこぢんまりとした町並みで、宿場町の風情を残している。
酒屋がやっている立ち飲み屋なんて、なぎら健壱が喜びそうなところがあるってんで、探して行ってみたがちょうどのれんを下ろしたところだった・・・残念。
ほかにどこかよさ気な店はないかとウロウロしていたら、「浜焼太郎」なんていい感じの看板が目に止まった。
小雨のせいで体も冷えてきたんで、今夜の酒場はここに決定。
テーブルについて、まずは熱燗を注文。
「貝の盛り合わせ焼き」ってのがあったんで注文したら、出てきたのはわが家でもお馴染みの「イワタニ製あぶり家」
小さなやかんに入って出てくる燗酒も美味いし、地元静岡の酒も揃えている。
おまけにマダムの好きな鰻の肝焼きもあるときた。
従業員のお姉さんも明るく元気がいい。
今夜はここ一軒で十分と、いろいろ注文して腰を落ち着けて飲むことにした。
もちろん締めのラーメンはナシで!
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IMG_1316ほどよく飲んだおかげで翌朝はすっきり目がさめて、窓から恐る恐る表を見ると本日も絶賛雨降り中
さてどうしたものかと、ネットであれこれ検索していたら、キリンのウイスキー工場御殿場にあり、工場見学が出来るという。
そういえば、この旅行は研修旅行だったことをはたと思い出し、マダムに提案すると行ってみるという。
ホテルで朝飯をすませ、御殿場へGO!
ちなみに御殿場という地名は、ここに徳川家康の休憩所(御殿)を建てたからだという。

晴れていれば富士山が近くに見えるであろうと思うと、この秋雨前線がなんとも恨めしい。
で、そうこうしているうちに「キリンディスティラー富士御殿場蒸溜所」に到着。
見学は30分おきに受け付けていて、われわれのほかには親子連れのような4人と、6人の外国人がいた。
whisky-flavor-map-300x300まずはシアタールームに行き、最先端のプロジェクション・マッピングとやらで、工場の歴史やキリン・ウイスキーの特徴などが学べる。
ふつうの映像と違って、なかなか凝った演出がいろいろあり楽しめる。
で、廊下を歩きながら工場を見学。
その廊下にも色々な仕掛けがあり、飽きさせないようになっている。
「香り体験エリア」なんてのもあって、キリンがこだわる4つの香り「フルーツ」「花」「ナッツ、樽などの木の香り」「チョコなどの甘み」を実際にかぐことが出来る。
見学修了後は、試飲タイム
ウイスキーが苦手だったマダムも、見学の後はすっかりウイスキーが気に入ったようだ。
ハンドル・キーパーのこちらは、ノン・アルコール酎ハイというただの炭酸飲料をいただく。

早く宿に戻って一杯やりたいわ!
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