日本酒c2去る2/17(土)午後七時より、ディランの冬の恒例行事「全国の地酒を楽しむ会」が開かれた。
今回で十二回目になる。
毎回「四国四県味めぐり」とか「近畿、東海の地酒味くらべ」などと地域を決めてきたが、今回は初心に戻って「しぼりたて新酒飲みくらべ」という風にしてみた。
最初は2月はヒマな時期なのと、自分の誕生日もあるため、どうせなら好きな日本酒とそれに合うツマミで一杯やろうというのがそもそもの始まりだった。

最初のころは全国あちらこちらから山海の珍味を取り寄せたり、自分で調理をしたりしていたが、あまりに忙しいので仕出しを頼むことにした。
日本酒の好きな「板垣鮮魚」さんに刺し身を盛り合わせてもらったり、ここ何回かは「仕出しのひる川商店」さんにおつまみの折り詰めをお願いしたりしている。
どちらも芦別の老舗だけあって、お客さんの評判もすこぶるいい。

肝心の酒も北は秋田県から南は熊本県まで十二種類のしぼりたて生原酒。
特別本醸造、おりがらみ、山廃純米、吟醸と種類もバラエティに富んでいる。
DSC_0303今回は珍しく、九州の酒が三種類も入っている。
お客さんが「九州にもこんなに酒蔵があるんだ・・・?」と驚いていたが、何年か前までは焼酎王国鹿児島が日本で唯一日本酒を作っていない県だったが、約40年ぶりに焼酎メーカーが日本酒を作り始めた。
これで北海道から沖縄まで、どの県にも日本酒の酒蔵があることになった。

ってなことで、いつものご常連さんから、初めて参加する人まで、定員いっぱいの27人
いつも思うことだが、酒の種類によって酔い方が違う気がする。
日本酒はなんとも大らかに和やかに酔っていくようだ。
たまたま隣り合った人とも気さくに打ちとけながら、楽しい宴は過ぎていった。
12本の一升瓶はほとんどが空になっていた。

で、陽気な酒呑みたちは三々五々、夜の巷に散っていったとさ・・めでたしめでたし。

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