IMG_20190515_183904宿に戻ってうつらうつらしていると、「お食事できましたよ」と息子さん(50代?)が呼びに来た。
どうもこの宿は、昼間会った大女将さん(80歳超え?)と大旦那さん(二度ほど対面)と二人の息子さんで(どちらも50代?)で切り盛りしているようだ。
夕食も息子さんが作っているらしく、忙しそうに立ち働いている。
料理も手慣れている様子で、山海の珍味が盛り沢山
「すごい豪勢ですね」というと、「宿が古いんで食事だけでも喜んでいただきたいと思って」と言っていた。
ふと戸棚の上を見ると、見たことのない「キンカメ」という酒が置いてあるので、それを熱燗でいただく。
息子さんによると、姫路城を別名白鷺城というように、彦根城の別名は金亀(きんき)城というそうだ。
料理はどれも酒に合う味付けで、酒坏が進むこと。
胃袋も肝臓も大満足の彦根の夜でした。
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IMG_20190515_180353鴉カァで夜が明けて、マダムは「24時間沸いているっていうから」といって朝湯と洒落込んだ。
こちらも洗面所で顔を洗っていると、そのうしろが浴室なので、ついでにってんでご入浴。
運転でもなけりゃ朝酒とでもいきたいところだが、レンタカーを返さなきゃいけないので、そうもいってられない。
チェックアウトの時間まで、宿においてある無料の貸し出し自転車でウロウロしていると、いきなりモダンな町並みにぶつかった。
昨日足を向けなかったあたりが、「四番街スクエア」として再開発されたらしい。
キャッチフレーズは「大正ロマンあふれるまち」。
くぅ〜昨日知ってれば・・・・。
ついでといっちゃなんだけど彦根城のまわりも散策する。
城下町ってのはなんとも良い風情ですこと。
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宿に戻り勘定を済ませて(なんと一泊二食二名合計¥12,960!)、レンタカーを返却。
あとはセントレア空港から北海道へ戻るだけだが、飛行機の時間は15:15
神宮前で途中下車して、お参りでもしようかと熱田神宮の近くを歩いていたら、「鰻 大和田」と書かれた看板が目に入った。
信心と鰻をはかりにかけりゃ、鰻が重たい伊藤家の常識・・?
で、飯にしようかとも思ったが、ここはやっぱり肝焼きにビールと熱燗
締めでうな丼をかっ込んで、大満足。
それにしてもどこへ行っても鰻喰ってるなぁ、この夫婦。
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ってなことで、無事セントレア空港に到着し、機上の人と相成った。
長いようであっという間だった敦賀、美浜、彦根の旅。
今回も色々な思い出ができました。
さ、来年はどこに行くべか?
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