今回のコロナ騒ぎで地球環境がかなり改善されているという。
CO2の排出量は中国だけでも国内の排出量の25%に当たる2億トンもの量が減っている
リーマンショックのときは3%減だというから、かなりのものだ。
衛星写真でもはっきりとわかるぐらい大気がきれいになっている。
グレタちゃんがヒステリックにならなくても、地球は地球で自浄能力を発揮しているわけだ。
たとえそれが人間を滅ぼすかもしれないウイルスや天変地異だろうと、地球側からすれば大地を蝕む病原菌のような人間の振る舞いをいつまでも許しておくわけにはいかないってことだろう。
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gaiaイギリスの学者ジェームズ・ラブロックが1960年代に提唱した「ガイア仮説」というのがある。
これは地球を、自己調節能力を持ったひとつの生命体(有機体)であるとみなす説だ。
地球にとって、ごくつい最近登場した人類という種はまたたく間に増殖を繰り返し、多くの生物を絶滅に追いやり、自然環境を破壊し、たくさんの化学物質を撒き散らしている。
地球が巨大な生命体とすると、それらの行動に対して免疫作用が働く。
必然性があって生まれてきた生命体とはいっても、地球環境を自分たちでさえ住めないまでに破壊するとあっては、放ってはおけなくなる。

たとえば地球にとって人間が病原菌だとすると、温暖化は体温が上昇していることになるし、大気汚染は呼吸不全のようなものだ。
それに対する治療として大型台風や地震、噴火のような自然災害が起こる。
それでも熱が下がらなかったり咳が止まらなくなったとき、人間が抗生物質を服用するように、ウイルスが流行するのかもしれない。
地球側から見れば人間なんて腸内細菌みたいなもので、あまり増え過ぎれば体調が悪くなるので、適当に調整したほうがいい。
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EU8V7MWWkAI-TF3地球に生命が誕生した頃は今のような大気ではなく、シアノバクテリアが酸素を大量に放出して大気ができ、オゾン層が有害な宇宙線を遮断することによって、今のような生物群が地上に生まれた。
地球にとって今の生物群が有害となったとき、環境をまったく変えてしまって、また違う形態の生命の世界になるかもしれない。

オーストラリアの沖合で、「アポレミア」という地球最長のクラゲの仲間が発見された。
長さは120mを超えている。
この生き物は数千〜数百万単位の個体が合体してできているという。
しかも、すべての個体は、別個の器官として異なる機能を担っているというから、一つの生命体ともいえる。
エサを摂取した個体は、全員が繋がっている軸に栄養素だけを流すことでエネルギーを共有する。
それぞれが自分の仕事をこなしながら、また、全体は1つの大きな共同体として行動する。
もしこの生物が人間に取って代わったとしたら、不完全な言語によらなくても意思の疎通は完璧にでき、決して争わず、生命に必要な環境は破壊しない
文明や文化も経済も宗教もこのような生物には一切必要はない。
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まるでジョン・レノンの「イマジン」のような世界だ。
もし地球が次の主人をこのアポレミアに定めたら、さぞかし静かで美しい世界になるだろう。
もっともそのときは人間の住む場所などどこにもなくなっているだろうけど。