泥酔亭の成り行き日記

カテゴリ: 日常

large残暑を楽しむ間もなく、季節はあっという間に秋に突入。
ってより、ここ数日の寒さときたら初冬といってもいいぐらいだ。
寒がりのマダムは、こらえきれずに昨夜からストーブをつけた。
まわりでも風邪を引いている人が多いけど、無理もないわ。
先週の休みなんぞは、旭川で買い物をしていたら、一天にわかにかき曇り、降ってきたのは直径1cmはあろうかという「雹(ひょう)」!
今年の冬もなかなかに厳しいことになりそうな予感がするね。

で、話は変わって10/8でディランも34周年を迎える。
30周年を記念した「ミュージック・ハーベスト」も、無事若手に引き継がれて、当初の目的は無事果たすことが出来た。
といって、さてこれから楽隠居の身の上なんていうお気楽な身分でもないので、今までと同じようにやっていくだけだ。
9c3412f6598470a0b8c08c673a3b5527それにしても、ここ数年同業者の廃業が続いている。
同業といっても、水商売の方じゃなく、ライブ関係のお店だが。

小樽のフォーク居酒屋「一匹長屋」が、昨年マスターの体調不良のため店を閉めた。
そのあと苫小牧の老舗「アミダ様」も廃業し、マスターのツルさんも亡くなってしまった。
どちらも30年を超える歴史を持つ名店だった。
それにとなり町のライブ喫茶も近々閉店するという。
そこも30年近い歴史に幕を下ろす。
ふとまわりを見回すと、ディランより古い店はほんの数件になってしまった。
もっとも知らないだけで、まだまだたくさんあるのかもしれないが・・・。
jp

ディランを始めるとき、お手本にさせてもらった店が次々と姿を消していくのは淋しいものだ。
が、これも世の流れ。
古いものは姿を消して、新しいものが形を変えながら生まれていく。
Times They Are A Changin' 

落ち着いたら、久々にライブハウス巡りでもしてみるか!
新しい出会いが待っているかも・・・。

news_151004

zuk9/3の「ミュージック・ハーベスト」、一週間後の9/10「パンタ・ライブ」が終わったと思ったら、どうも夏も一緒に終わってしまったようだ。
日が差すと少しは暖かいが、雨なんぞ降るとぐっと冷え込む。
おかげで大雪山の紅葉も一気に進んだようだ。

ハーベストで一番心配だった天気も、台風がそれてくれて、朝からいい天気。
心地よい秋風の中、素晴らしいライブを楽しむことが出来た。
どのバンドもよかったが、今回のハイライトは初出演の「ズクナシ」
女性3人の編成だが、ゴリゴリの本格的なソウル・ミュージックで会場を沸かせてくれた。
歌よし、リズムよし、パフォーマンス最高で、さすが三宅伸治さんが目をかけただけのことはある。

zukubaby2017-001ボーカルの出産のため、一時活動を休止していたが、出産後三宅伸治プロデュースでアルバムを制作。
一緒にツアーを回ったりしている。
今回も三宅さんが保護者のように付き添っていた。
もちろんステージでも、ギターはもちろんマンドリンも弾いて盛り上げてくれた。
YOU TUBEで事前に調べてはいたのだが、やはり生の迫力は格別なものがあった。
お客さんはもとより、スタッフたちも気に入ったようで、「ぜひディランで呼んでください」と何人もにいわれた。
打ち上げで当人たちからも「こんどディランでライブやらせてください」といわれたので、いずれライブが実現するかもしれない。

pantaそして去年に続いてのパンタ・ライブ
「ラブ・マイナス・ゼロ」「マイティ・クイン」「アイ・シャル・ビー・リリースト」と3曲もディランの曲をカヴァーしてくれた。
頭脳警察の硬派なイメージとは違い、なんとも気さくな人で、アンコールでは「これでパブリック・イメージは終了!もうあとは好きな曲歌わせてもらうね」とキャロル・キングの「Will You Still Love Me Tomorrow ?」やドリフターズ(いかりやさんの方でなく)の「Mexican Divorce」なんて珍しい曲を歌ってくれた。
打ち上げでも楽しい話を色々と聞かせてくれて、残ったお客さんたちも喜んでくれた。

ってなことで、2つの大きなイベントが終わり、かなり「燃え尽き症候群」状態だ。
そこへもってきて、マダムからは「いつ旅行に連れてってくれるの?!!」と連日矢のような催促。
燃えカスにもう一度火をつけて、もう少しがんばるか・・・。

sakeいまでも連載しているかはわからないが、「酒の細道」という漫画がある。
作者はラズウェル細木といって、ほかにも何本かグルメ漫画を描いている。
タイトルにもある通り、俳句が趣味の酒好きな主人公が、様々な場面でいろんな酒を飲んでいく。
そしてラストシーンで一句。
よく考えると、吉田類の「酒場放浪記」も同じパターンだ。

単行本には作者の酒にまつわるエッセイも載っている。
あるときそこに「池波正太郎の食のエッセイが大好きだ」というようなことが書いてあった。
池波正太郎といえば「鬼平犯科帳」「剣客商売」などで知られる国民的大作家だ。
その頃は、池波正太郎のエッセイなんてのは見たこともなかったので、どんなものなのか読みたくてたまらなくなった。
しかし、今のようにネットで探すということもできない時代だったので、本屋へ行っては池波正太郎の棚を探していた。

ikeで、最初に見つけたのが「食卓の情景」
これがまた抜群に面白かった。
それから続けて「むかしの味」「散歩のとき何か食べたくなって」と手に入れた。
健啖家で知られた池波正太郎は、酒もイケるけど甘いものもイケる。
和洋中なんでもイケるし、大量にイケる。
とんかつを肴に熱燗をのむ場面なんてのもあるが、池波正太郎が書くと、とんかつの脂身を熱燗がスーッと流していくのが目に浮かんでくるようだ。
店のチョイスも素晴らしい。
構えの大小、歴史、伝統なんてところでは一切判断しない。
料理をつくる人、それを運ぶ人、接待する人、そしてそれらを全部含めた店の佇まい。
心の持ちよう
、それを大切にしていたようだ。

なにしろ文章に品があって、どんな食べ物、店を取り上げても、こちらの食欲を刺激する。
たとえば「私が映画の試写があった日の帰りなどに、[たいめいけん]に立ち寄り、二階の一隅の椅子にかけて、先ず、帆立貝のコキールと、ほどよく焼けたパンとで、ビールをのむとき、いい知れぬやすらぎをおぼえる」なんてのを読むと、今すぐにでも真似をしたくなる。
この文章を書いた頃の池波正太郎は五十代後半
今の自分とほぼ同じぐらいの年齢かと思うと、その差に愕然となる。
まさに大人と子供ほどの違いがある。

ああ、いつになったら池波正太郎みたいな粋な大人になれるものやら・・・。
一生涯無理だろうな・・・。
410_M


P_20170819_134528マダムご生誕旅行記を書き終えるのを待っていたかのように、MacBookが壊れた
使っていると勝手にスリープ状態になって、画面が真っ暗になる。
ネットで調べて有効だと思うことはいろいろやってみたが、結局ダメみたいなので買い替えることにした。
古いタイプなので、いっそのこと最新にしようかとも思ったけど、同じタイプを買ってHDを載せ替えればデータを移し替える必要もない。
ってなことで、ヤフオクで同じタイプのMacBookを落札した。
お値段は送料込みで一万二千円ほど
これで元通り使えれば、安いお買い物だ。

c0135543_944167さてどんなもんだべかと、古いパソコンからメモリとHDをはずして、載せ替えてみた。
するといとも簡単に元と同じ環境に復元できた。
ま、考えてみりゃ当たり前なんだろうけど、あまりの簡単さに驚いた。
まさに案ずるより産むが易し、ドンキー・カルテットは小野やすし
で、何事もなかったように、このブログを書ける環境が戻ってきた。

で、来週の9/3(日)はお待ちかねのミュージック・ハーベスト
腰の案配があまり思わしくないので、ろくな手伝いも出来ないが、出店して盛り上げさせてもらう。
初めて聴く「モンスター・ロシモフ」「ズクナシ」「KAZUYA」も楽しみだし、おなじみの三宅伸治、ブルース・ザ・ブッチャー、ビート・サンセットとの再会も楽しみだ。
予報じゃ晴れるということなので、秋晴れの下、音楽浴としゃれこもう。

DSC_2537

11002053935毎月同じことを書くようだが、あっという間に7月
今年ももう半年が過ぎてしまった
若い頃は毎日ひまを持て余して、ろくでもないことばかりやっていたのがウソのようだ。
あの頃と時間の進み方が違うんだべかね?
取り返せるなら、あの頃のありあまっていたひまを取り返したいぐらいだ。

6月はこれでもかっていうぐらい用事が立て込んで、このブログもほとんど手付かず状態。
覗いてくれる奇特な方々には申し訳ないが、とてもブログまで手が回らなかった。
とはいうものの、このあいだの保健所の検査でやっとひと段落つき、ようやく手が空いた。
さて、これからは野外の季節
太陽の下、キリッと冷えた純米酒でも・・・なんて思っていたら、この梅雨のような天気。
どーなってんの?北海道。
daikま、お天道さまに楯突いてもしかたがないので、せっせと晴天祈願祭に精を出すか。

そういやぁ6/18の大工哲弘ライブ
これがまた格別の夜だった。
泡盛を飲みながら聴く三線と大工さんの歌声。
目をつぶっていると北海道にいることを忘れてしまう。
とくにアンコールで聴かせてくれた十八番「とぅばらーま」は絶品だった。
若い頃から大工さんのこの歌はよく知られていて、とぅばらーまの大工か、大工のとぅばらーまかといわれていた。
名古屋から来たファンの女性が入れる合いの手も美しく、店の中に沖縄の風が吹いているようだった。
daiku02
沖縄音楽の長老たちが世を去って、今では大工さんが名実ともに沖縄音楽界の最高峰だ。
八重山民謡の無形文化財保持者で、沖縄民謡九団体の会長もしている。
そんな人がぶらりと遊びに来て、歌声を聴かせてくれる。
こんな贅沢な夜はなかった。
こういう夜があるから、何十年も続けてこられたんだなぁ。
ライブ万歳!

このページのトップヘ