泥酔亭の成り行き日記

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P_20170603_161645借りてきた本を全部読んでしまったので、図書館に行こうとしたら、整理日のため臨時休館だった。
しかたがないので、物置から古い「サライ」を二冊ばかり引っ張りだして読むことにした。
ニュースというページに、築66年の旅館を改装して芝居小屋にした「はっぽん館」の記事があった。
この小劇場は、俳優の山谷初男さんの実家だった旅館を移築したものだ。
若い人は山谷初男といってもピンと来ないかもしれないが、朴訥とした味のあるいい役者さんだ。

秋田県角館にあるこの劇場は、ステージ部分を建て増して、250人ぐらいは収容できるという。
武家屋敷を除けば、これほどの古い家は数軒もないらしい。
サライの発行日をみると1995年4月とある。
ってことは、今から22年前の記事だ。
以前秋田に旅行したことがあったが、角館には寄ることが出来なかった。
もし、まだはっぽん館があるのなら訪ねてみるのも面白いかと、ネットで現在の様子を検索してみた。
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P_20170603_161707すると、そこには「秋田県角館のはっぽん館を買いませんか」とある。
考えてみれば、山谷さんは今年85歳
2015年日刊ゲンダイのインタビューで「数年前までは永(六輔)さんが定期的に出演してくれ、そのたびに満席にしてもらってた。でも、今は人が集まらず、売りに出してるんだよ。ちゃんと維持してもらえるなら、タダで譲ってもかまわないんだけど」と言っている。

また不動産屋のページでは、「土地面積457.58㎡( 約323.9坪)
建物述べ床面積457.58㎡  木造2F建 劇場ホール+7DK
劇場ホール付和風建築。旅館風の仕上がり  3700万円 ※価格応談」ともある。
写真を見ると、グランドピアノもある。
でもタダと3700万円じゃ天と地ほども違う。

山谷さんの「タダで譲ってもかまわない」という言葉にかけて、交渉してみるべか?
旅館の免許もとって、泊まれるライブ劇場なんてどうだべか?
あ、ちなみに「はっぽん」っていうのは、山谷さんの子供時代からのあだ名だそうだ。
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sirataka田を耕さず、肥料をやらず、農薬などまったく使わず、草もとらず……それでいて豊かな収穫をもたらす、驚異の自然農法の偉人「福岡正信」。
以前愛媛に行くと決めた時、「千年釘」を打つ現代の名工、土佐鍛冶の「白鷹幸伯」←と、この福岡正信に会いたいと思っていた。

白鷹さんの工房は、ホテルの隣にあった寿司屋で偶然場所を教えてもらい、訪ねることができ貴重な話をたくさん聞くことができた。
このときは時間がなくて、福岡さんを訪ねることが出来なかった。
福岡さんはその翌年の2008年8月に亡くなられたので、無理をしてでも会っておけばよかった。

福岡さんは、若いころ病気で死に直面した時、「やること」より「やらないこと」の大切さを知り、務めていた横浜税関の植物検査科を退職して、自然農法を始める。wara
日本で不耕起栽培を確立した福岡さんは、様々な種を100種類以上混ぜた団子によって世界の砂漠緑化を行おうとし、訪れた国は10ヶ国を超える。
そしてどの国でも多くの成果を残し、農業のノーベル賞といわれる「マグサイサイ賞」も受賞する。

ついこのあいだ世界の人口は70億人を突破したという。
貧困の差は年々広がり、21世紀に入ってもあいかわらず飢餓問題は続いている。
自然破壊で砂漠化が進んでいる中、福岡さんは五年あれば世界中を緑にできるといった。

やり方ひとつで70億人が暮らしていくことは十分可能だというが、一部の支配者層はそんなことなどまったく望んでいない。

アメリカのジョージア州に「ジョージア・ガイド・ストーン」という奇妙なモニュメントがある。
「アメリカのストーンヘンジ」ともいわれるこのガイド・ストーンは6枚の分厚い花崗岩の石板で構成されており、高さ約6メートル、全体の重量は約109トンあり10の戒律が英語、スペイン語、スワヒリ語、ヒンディー語、ヘブライ語、アラビア語、中国語、ロシア語の8ヶ国語で書かれているため「現代の十戒」といわれることもある。

guide問題はそこに書かれている戒律の一番目。
そこには「自然界の永久の調和として、人口五億を維持する」と書かれている。
製作者は「理性の時代を希求するアメリカ人の小さなグループ」。
それがどんなグループなのかは、一切明らかにされていない。

マイクロソフトのビル・ゲイツ「もし、我々が新しいワクチン-健康のケア、生殖器に関する健康サービス-の仕事に本当に取り組むのであれば、おそらく、10~15%程度、人口を下げることができるでしょう」と発言した。
ワクチンの副作用で様々な障害のおきている現代では聞き逃すことのできない発言だ。

すべての人間を救おうとする福岡さんと、人を人とも思わないビル・ゲイツの何という違い。
どこの馬鹿が創り上げたかしらないが、このモニュメント、落書きでいっぱいになっているらしい。

どっちにしてもわれわれは間引かれる側の65億分の一には間違いないべなぁ。
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修行の旅から戻ってきて、まだなにもまとまっていないが、今回もいろんなモノを見てきた。
なにかすぐに役立つものではないが、一度体の中を通しておけば、熟成するものもあるに違いない。

とまぁ、修行記録はブログよりもHP形式にして保存したほうがいいと思われるので、なぜか人気のある「珍道中シリーズ」としていずれアップすることにしよう。
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とりあえず以前見て、かなり心に残っているこの予告編を見ていただきたい。
オバマに恩を売るために、TPPを推進しようとしているドジョウ野郎にもぜひ見てもらいたいものだ。

夏場たくさんあったイベントも少し落ち着いてきた。kabo
それにしてもあっちこっちでいろんなイベントがあるもんだ。
今日も芦別の道の駅では、「国際友好ジャンボかぼちゃ祭り」が催された。
二日酔いで会場には行けなかったので、マイミクのYuriちゃんから写真を拝借。
芦別は以前からジャンボかぼちゃのチャンピオンを数多く輩出している。

今年となり町の滝川で行われた「おおーいでっかいどうカボチャ大会」では、西井智明さんが592.2Kg日本記録を更新した。
2006年には佐呂間の「シンデレラ夢パンプキン・コンテスト」でも白井昭二さんが389.8Kgで優勝している。
さらにこの「パンプキン・コンテスト」では1988年上位15位のうち、13人が芦別勢でしめられている。

kakuhata今日の「かぼちゃ祭り」を主催した「芦別市国際交流協会」が今度企画するのが「芦別出身のノンフィクション作家「角幡唯介(かくはたゆうすけ)」さんの講演会。

角幡さんは「空白の五マイル 人跡未踏のチベット・ツアンポー峡谷単独行」で第八回 開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞と3つの賞を獲得した。

日程は11/5 6:30から場所は芦別福祉センター大ホール。
しかも入場は無料

今日の新聞の書評にも新刊「雪男は向こうからやってきた」のことが書かれていたが、スリリングに一気に読ませる構成力が素晴らしいと賞賛されている。
芦別から初めて出た(はず)の「冒険家」。
きっとワクワクする話をしてくれるに違いない。

早大探検部OB。平成13年ヨットによる太平洋横断,ニューギニア島トリコラ北壁初登,14年にはチベットのヤル・ツアンポー峡谷単独で探検。15年朝日新聞社入社,20年朝日新聞社を退社して,ネパール雪男捜索隊に加わる。」という経歴の持ち主の話がつまらないはずがない。
ぜひ出かけてみてください。
自分の中の何かが目覚めるかも。

enu今日、三遊亭小圓朝独演会を主催しているNさんに、音源と写真を届けにいった。
イニシャルで書いておきながら、ちゃんと写真を載せたりして←。

もちろん左側のロマンス・グレーの小粋な紳士がNさん。
誰いうともなく「芦別の藤本義一」・・?!。

右側は林家一門が誇る未来の爆笑王候補。
エントリー番号28番「林家久蔵」師匠。
こう見えても弓道は四段の腕前。

ぜひとも芦別の那須与一こと、チャーリーM氏と、屋島沖で扇のかなめなんぞを狙って勝負していただきたいものだ。
もちろんその後の演目は「源平盛衰記」で決まり!

新日本話が少々吹っ飛んだが、芦別の藤本義一氏いわく「あんたのHPは九州の友達も毎日見てるっていってるぞ」とのこと。
なんでまた九州の人が、こんなHPを・・・。

そういやこのごろよく芦別以外の人から「ブログを毎日チェックしてます」なんていわれることがある。
コメントも地方の人ばっかりだし、地元にゃちっとも相手にされてないんだべか・・。

とまぁ、ぼやいてもしょうがないので、日本各地の皆様に北海道の耳寄り情報もたまにはお届けしなければ。
いつも原発問題で頭から湯気を出してるのも考えもんだ。
観光王国北海道の魅力を伝え、真に独立することも、脱原発につながる第一歩かもしれない。
んだば、蝦夷共和国に向けて!
高校バレーボールで名を馳せた「妹背牛町」からの情報を一発。
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ディランでも昨年ライブをやってくれた「ロケット姉妹」をゲストに迎え、アートと音楽の魅惑のコラボ。
仕掛け人は黄金井脩のライブをいつかやりたいと言っていた、「みずっきー」さんたち。

楽しむことは管理社会への一番のレジスタンスだ。
HEY!騒ぎや達、今こそ平成の「ええじゃないか」をぶちかます時だ!
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えー、まめに更新しますので、これからもご愛読のほどをよろしくお願いいたします。(地元の人も)

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