泥酔亭の成り行き日記

カテゴリ: イベント

sakeこのあいだ「勝手に神仏習合」とは違うお客さんが来ていうことにゃ、自宅に戴き物の酒がゴロゴロあるという。
奥さんと二人暮らしだが、奥さんはほとんど酒は飲まないし、自分も自宅では晩酌もしない。
で、けっこうな量の酒が手付かずで放置されている。
しかもそれなりの人なので、高価なものや珍しいものが多いらしい。
すると一緒に来ていたもう一人のお客さんも「そういやぁウチにも戴き物の酒、いっぱいあるなぁ」と言い出した。

そんな話をしていたら、もうかなり昔にディランで、「持ち込みパーティー」なるものを開催したことを思い出した。
出席するメンバーそれぞれが、酒とつまみを最低一品ずつ持ち寄って、飲みかつ喰らおうではないかというものだった。
まだ人も多くいた頃だったので、たくさんの人が集まり大いに盛り上がった。
たしか二、三度やった記憶がある。
開店したての頃だったので、お客も若くて貧乏なのが多かったから、会費も取らずに「騒げりゃいいや」ってなノリでやったので、毎度したくと後片付けが大変でそのうち自然とやらなくなってしまった。

a5813293その話をすると二人とも大乗り気で、ぜひそれをやらないかと盛り上がった。
以前のように多くの人間を集めないで、ほんの内輪でやれば、それほどしたくや片付けも大変ではない。
いちおう会費のようなものを取って、ちょいとしたゲームをやってその景品代に当てるのもいいんではないかとドンドン話は広がっていった。

酒や肴は別にいただきものである必要はない。
これは!と思うものを一品ずつぶら下げてくればいい。
高価でなくても珍しい酒なども座が盛り上がっていい。
まず最初は少数のお客さんに声をかけて、一度やってみるべか。

・・・なんてことを話した数日後、「勝手に〜」の二人がやってきて、「鮒寿司」や「クサヤの干物」など臭くて美味いものをお取り寄せして、呑みたいと言い出した。
ふたつのアイディアを合体させるのは難しいべなぁ・・。
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2/14(土)の「第九回全国の地酒を楽しむ会」は限定25人のところ、席を用意できるギリギリの28人の満員御礼で、楽しく始まった。
今年は来たくても満席で入れなかった人もいたので、次回は優先的にお誘いしようと思っている。
今回のテーマは「東海四県飲みくらべ」。
これだけ各地の日本酒を何十年も呑んでいるが、初めて呑む酒がほとんどだ。
日本酒の世界も深いねぇ。
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肴をお願いしていた「板垣鮮魚店」さんと「清鮨」さんも、腕によりをかけて飛びきりのつまみを用意してくれた。P1090236
みんな「これじゃ赤字じゃないの?」といっていたが、それはこちらが板垣さんと清鮨さんに言いたいセリフだ。
おかげさまでみんな喜んでました。
ありがとうございます。
これを機会にディランともども、老舗のこのお店をご贔屓にお願いします。

九回目を迎えたこの企画だが、今回はじめて定時で終了することが出来た。
シーナさんの訃報が入ってきたということが、理由のひとつだが、帰ったあとの酒瓶を見たらほとんどが空になっていた。

最初のコンセプト通り、飲み足りない人はそれぞれ他の店で飲んでもらえば、少しは町も賑やかになる。
毎度言っていることだけど、一年に2度はやってみたい企画だが・・・。

とにかく地酒の会、今年も無事終了!
集まってくれた愛すべき酒飲みども、今年も元気で飲み倒そうぜ。

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一昨日の午前中、いやに暖かいと思ったら雨が降っていた。1292898i
1月の末に雨が降るとは、珍しいこともあるもんだ。
もちろんこのまま穏やかにしているほど、冬将軍様は甘くない。
きちんと昼から冷え始め、今日に至るまで町中をキンキンに冷やしてくれている。
ま、どっちにしても春まではもうすぐだ。
酒でも呑みながら春を待つことにしよう。

P1090050っなことで、今回で九回目を迎える「全国の地酒を楽しむ会」
去年はなにかと忙しく3月に開催したが、今年はいつものように2月に開催する。
次の日が休みのほうがいいというので、いつも土曜日の夜にしている。
で、色々と日程を考えた結果、2/14(土)に決定した。
昨年に続いて、肴は二代目がシッカリとのれんを守っている「清鮨」さんにお願いした。
テーマは「東海四県飲み比べ」
岐阜、愛知、静岡、三重の四県だ。
東北あたりと違って、なかなか名前を聞かないレアな銘柄が揃っている。
お楽しみに!

さて今年はどんな酔っぱらいの姿を見られるか。
そういやぁその日は「聖バレンタインデー」とやらで、チョコレートが巷を飛び交う日。
聖バレンタインって人がどこの国の人で、なにをしてた人かもわからないのにみんなでお祝いするとは、なんともおめでたい国民ですこと。
その日のディランは、さしずめ「破廉多飲デー」ってところか・・。

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夜はあいかわらず冷えるが、昼間はかなり暖かくなってきた。日本酒
この頃の冬将軍は局地戦がお得意らしく、このあいだも意表をついて本州で大暴れ。
北海道は道東がひどい目にあった。
とはいえ、いくらしつこい冬将軍サマも時節にゃかなわない。
明けない朝はないように、終わらない冬もない。
短い2月も、はや終盤に突入、あっという間に3月になり、待ちかねた春のご到来だ。

日本酒はがき02ここ数年、この時期になると毎年のように行っている行事がある。
それは「全国の地酒を楽しむ会」、別名「泥酔大会」とも「ダメ人間展示会」ともいう。
最初にやったのはたしか平成七年、2月は暇だし自分の誕生日を祝って盛大に新酒でも呑みまくるか!!という企画だった。
二年ぐらい続けたが、あまりの羽目の外れように驚いてしばらく休んでいたのだが、一部の熱狂的なファンからの要望に押されて数年前から再開した。平成17年地酒はがき
で、今年は「第八回」ということになる。

いつもテーマを決めてやっているこの企画、去年は「中国地方五県酒くらべ」、その前は「東北六県味くらべ」、その前は「四国の地酒味くらべ」とふだんお目にかかることのないような酒にもスポットを当てている。
一升瓶12本を並べ、好きな銘柄や珍しい銘柄を呑みまくるというシンプルな企画だ。
日本酒はがき2011「本当の酒飲みは肴なんぞはいらねぇもんだ」とはいうものの、空酒は体に悪いってんで、こころばかりの酒肴も付けている。
定番は芦別の老舗鮮魚店「板垣商店」の特製刺身の盛り合わせ
去年はこれまた老舗の「斉藤商店」の酒肴盛り合わせも付いた。

いろいろ悩んだ挙句、今年のテーマは「北陸三県飲みくらべ」に決めた。
石川、福井、富山と知る人ぞ知る名酒の多いところだ。
時期はいつもよりちょっと遅くなったが、3/8(土)にした。
今年は二代目が頑張っている老舗の寿司屋「清寿司」に肴を頼むことにした。

去年は12本の一升瓶が見事にカラになった。
どうも常連たちはペース配分がうまくなってきたようだ。

今年も限定三十名、あるだけ呑んで喰って酩酊特別価格一金四千円なり!!
早い者勝ちだ、もってけ泥棒!!
酒

寒い!photo139148
もう5月になろうというのになんだこの寒さは?
ここ何日かのうちには雪の降るところもあるとか・・・。
なんてしぶとい冬将軍サマだこと。
おーいゴアちゃん、温暖化はいったいどーなっとるんだ?
ちっとも温暖化しとらんぞ!

と、怒っても仕方ないが、やっと春になると思って現場でイメージしながらやろうと思っていたミュージックハーベストのミーティングも、あまりの寒さに取りやめることにした。
hisameところが当日ひとり連絡を取り忘れた人がいることに気づいて、あわてて現場に行ってみると、氷雨の降りしきる中、彼は一人ぽつんと待っていた・・・。
オーマイガッ!
きちんと幾重にもお詫びして、ついでだから会場の写真を撮っているところへ、もう一人のスタッフもやってきた
自分一人だけでも会場の実寸を測ろうとやってきたというのだ。
その熱心さには感動した。
冷たい雨も彼らの熱意で気にならなくなったわ。
で、やはり現場を見ながらだといろいろな問題点がよく分かる。

気持ちははやるが物事はなかなか進まない。
ポスター、チケット、パンフレットのデザインも思いのほか手こずり、当初予定していた4月末のチケット販売も少しずれ込みそうだ。
これもすべて自分の至らなさと反省しております。

しかし、足りない知恵を振り絞ったおかげでなんとか見栄えのいいポスターが出来上がった。
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何日か前に入稿したので、もう少しで刷り上がることだろう。
で、少し遅れていたチケットもデザインは完成したので、あとは紙の質と色を選んで印刷
これでやっと販売にこぎつけることができる。

もしかすると5/5の「ウルフル・ケイスケ」のライブには間に合うかもしれない。
ポスターと一緒に写真を撮って、FBにでも載せればいいPRになる。
まだまだやることは山積みだけど、これもまた楽し。
そしてウルフル・ケイスケのライブでまたエネルギー充填じゃ!
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